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サプライヤーのアームカバーは売れるのか

前回、サプライヤーの日傘について、私が思っているところを述べました。
私自身には要らないですが、他人が持っていると嬉しい、それがサプライヤーの日傘です。
今回はアームカバーについて述べます。

サプライヤーのアームカバー

まず、真っ先に述べておきたいことなのですが、私自身にはアームカバーは要りません。

一方、アームカバーが必要な人が着用するのは、大いにアリです。
(※人様に皮膚ガン対策をしろと言わない限り。)

ただ、着けるなら普通のアームカバーではなく、サプライヤーのアームカバーだと嬉しい、ということなんですね。

日傘と同様で、要求はしないですが、普通のものではなく、サプライヤーのものだったら良いな、でしかありません。

大手のものは見かけるが

ただ、アームカバーの場合には、日傘と違って、もうワンクッションあります。

大手メーカーのアームカバーなら見かけますが、一方、大手以外のサプライヤーはアームカバーをつくっているのか、ということです。

つくれはするはずです。
ソックスはつくれているのですから。
発注能力として、つくる能力はあるはずです。

しかしながら、見かけませんね。
大手以外のメーカーで見たことがありますか。

大手以外には何故ないのか

大手以外には何故ないのか、私見を述べていこうと思います。

シンプルに考えれば、売れないからです。

けれども、アームカバーを着用する人を一定数は見かけますから、「大手以外のサプライヤーだと売れない」ということなのでしょう。

大手と中堅に何の違いがあるのでしょうか。

大手も中堅も、ソックスをつくり、靴をつくり、それぞれ鎬を削っています。

アームカバーがいけないのでしょうか。

あまり売れるものでない?

アームカバーはあまり売れるものでない、という仮説は、確かに成り立ちそうです。

アームカバーのカラーバリエーションは黒か白。
カラフルなものは見かけません。

売れるなら、カラーバリエーションは豊富です。
一時期のフェイスガード(マスク)のように。

アームカバーもフェイスガードも布です。
技術的に難しいことはないと思います。

やはり「売れないから」であろうと思います。

何故売れないのか

何故売れないのか。
買われないから売られない、だと思います。

アームカバーを展開している大手のメーカーは、サッカー専門メーカーではありません。

ジョギングやヨガなどの、トレーニングウェアやトレーニングアイテムを展開している場合には、アームカバー「も」展開していると私は見ます。
ジョギングウェアと同時に買われるからです。

一方、サッカーのプラクティスウェア(プラシャツやプラパン)は、アームカバーと同時には買われることがありません。

ゆえに、サッカー専門メーカーはアームカバーをつくらないのだと思います。

消費者がどうすればつくられるか

消費者がどうすればつくられるのか。

フェイスガードのような需要があればつくられるようになります。
けれども、フェイスガードのような需要なんて、無理な話です。

では、どうすれば良いのか。
女性がサプライヤーのアイテム(ボトムスや日傘)を買い支えることだと思います。

男性の場合は、ジャージやプラパンで行くことが多く、そうでなくても短パン率が高いです。
元サッカー少年が多いですからね。

一方で女性の場合は、ジャージやプラパンの率が一気に下がり、デニムパンツの率が上がります。
トップス以外は普通のオシャレ女子という方が、世代を問わず多い印象です。

ゆえにアームカバーなんて売れないし売らない、ということだと私は見ています。

売れそうだと思わせること

まずは、売れそうだと思わせること。
アームカバーに限った話ではありません。

サッカー少年用のアイテムは豊富です。
サッカー青年用のアイテムも豊富です。

売れるからです。
売れるものが良くなるようになっていくのです。
おそらくは元サッカー少年の中高年男性用であると思われる、3Lや4Lまであるのです。
(私は3Lや4Lを着ませんが、見かけます。)

一方、元サッカー少女用アイテムは豊富になっていきません。

売れないからです。
実際に、XSが元々無いことがザラにあります。
キッズ用の150や160はあってもです。
150前後の成人女性は想定されていないのです。

サッカー少年の父親向けは良くなる一方ですが、サッカー少年の母親向けは無いのがザラです。

まずは消費者として、「我、ここにあり!」と、主張をする買い支えが必要なのでしょうね。

ただ、スポーツ観戦には気楽さも必要ですから、他人には要求できません。
そもそも私自身はアームカバーが売られるようになったところで買いません。

買いたくても売っていない、と思われた人には、「まずボトムスや日傘」と思ってはいるのです。

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