オーバーツーリズムの実態

私が住む街中目黒、桜も散りだし徐々に花見客も減りつつあります。
反面街を悩ますのがゴミの問題です。

満開時であった、3月下旬から4月の頭にかけては夜もご覧のようでした。
いわゆるオーバーツーリズムであります。

私が講師をやっている専門学校の学生達にも手伝ってもらって、この街で唯一あるエコステーションを設置しました。唯一というのもおかしいのです。誰もやらない

目黒川沿いの花見は上野公園とは違って、ござを敷いての花見ではありません。川沿いの露天で何かを買って、呑みながら、食べながら、歩きながらの花見であります。
よって駅周辺にはおのずとゴミが集まります。その駅近くにエコステーションを毎年、土日（計4日間）設置しているのですが、許容量オーバーでありますね。

ゴミの排出量もコロナ前に戻りつつあります。
ゴミは持ち帰りが基本でしょう。あるいは買った露店が引き取るというのも基本でしょう。
しかしここは歩きながらの花見です。買った露店まで戻れますか？またゴミを持って混んだ電車に乗れますか？ということでエコステーションを設置しております。

しかしもう限度を超えております。
行政（目黒区）に話しをしても「持ち帰りを徹底させてください」「買った露店で引き取らせてください」しか言いません。

街が少なくとも花見客で賑わい、儲かっているのなら誰かが汚れ仕事をする、あるいは飲食店を中心に意識を高めるしかないでしょう。

私主宰のエコステーションが4／1、4／2の2日間で集めたゴミの量はご覧の通りです。
合計で87袋（1袋70リットル）です。何とかならんのか？？