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sayuras 渋谷WWW ワンマンライブまであとX日

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2024年11月1日、渋谷WWWでの sayuras ワンマンライブまでの30日間、毎日 sayuras の魅力を紹介! ヴォーカルの三上ちさこさんにXで紹介してもらいました!…
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#frafoa

「小さなひかり。」

これまでの sayuras のライブ(バンド結成前の同じメンバーでのライブを含む)の最後を飾るのは、いつもこの曲だった。 sayuras ヴォーカル、三上ちさこさんのインスタアカウントにアップされているこの曲の演奏シーンは、曲の前のMC付き。 まずは、2022年12月の下北沢Club Queでのシーン。この時はまだコロナ禍で、お客さんは声を出してはいけなかった。 この曲には終盤に、 という歌詞があり、「知ってる?声がなくても歌えるんだよ」というちさこさんのMCには思わ

sayuras 11月1日渋谷WWWワンマンライブ、ソールドアウト!

嬉しい知らせです! そもそも、『sayuras 渋谷WWW ワンマンライブまであとX日』と題したマガジンで、ライブの30日前から毎日更新していたのは、一人でも多くの人に sayuras の魅力を知ってもらって、ソールドアウトに向けて一枚でも多くチケットが売れてほしい、という思いから始めたことなので。 このマガジンが実際にチケット売り上げに貢献したわけではないけれど(一番多く読まれた "sayuras 「揺れる」" でも、わずか40ビュー)、でも嬉しい。 10月1日の時点

sayuras 前回のライブ

11月1日、渋谷WWWでの sayuras ライブ、チケット残り3枚とのことで、まだ迷っているあなたの背中を押すために、sayuras の前回のライブ(2024年4月13日@渋谷eggman)がどんな様子だったか、InstagramやYouTubeにアップされている映像を繋ぎ合わせて追体験していきます。 なお、私はこのライブは配信で観て、観終わった後、生で観るべきだったと激しく後悔し、その教訓から、11月1日のライブは先行予約の段階でチケットを買いました。 sayuras

sayuras のヴォーカル、三上ちさこさん

sayuras 4人のメンバーのうち、ベース根岸孝旨さん、ギター西川進さん、ドラム平里修一さんの紹介記事は既に書いたが、ヴォーカル三上ちさこさんの紹介記事はまだ書いていなかった。 でも、私が書くより、もっと的確な表現をしてくれる人を見つけた。11月1日の sayuras の渋谷WWWでのライブでも演奏される予定の、ちさこさんのソロ作品「JOKER」のミュージックビデオを監督した、手塚眞さん。 二人の対談が Barks の今日付の記事で公開されている。 この対談中の手塚さ

sayuras のデビューライブ

2023年12月16日、下北沢 Club Que にて、sayuras の最初のライブが開催された。当日、私は京都から高速バスで東京へ乗り込み、ライブ終了後、深夜バスで帰るという強行軍で、ライブに参戦。帰りのバスの中では、ライブの興奮にうなされて眠ったり起きたりを繰り返し、帰宅後もアーカイブ配信でもう一度ライブを観た。そして気づいたのが、ライブハウスで生で観るという体験の特別さ。体が360度全方向から音に包まれ(Club Queの音響はとても良かった)、ディスプレイの画面を通

sayuras 結成前夜のライブ

sayuras メンバーの4人が、バンド結成前に同じステージに立って演奏した二回のライブのうちの二回目が、2022年12月16日に下北沢 Club Que で開催された「三上ちさこ Re: Born 20+2 Anniversary Live 2nd -Final-」と題されたライブだった。 このライブを、Web上に散らばる動画をかき集めて、追体験できるようにしてみた。信太卓実さんのライブレポートからの記述も交えながら。 オープニングは、「TRAJECTORY -キセキ-

sayuras 結成のきっかけとなったライブ

sayuras 結成のきっかけとなったのが、ヴォーカル三上ちさこさんの2022年5月25日@下北沢Shelterでのソロライブ「Re:Born 20+2 Anniversary Live 三度目の正直」。 このライブで、sayuras メンバーの4人が初めて同じステージに立って演奏。終演後、ちさこさんは、バックバンドとして演奏していた、根岸孝旨さん、西川進さん、平里修一さんの3人にバンド結成を申し出た。 その時のセットリストをもとに、Web にアップされているライブ映像や

「blind star」

sayuras が過去二回のライブのどちらでも演奏した曲の一つが、fra-foa の 2nd アルバム『13 leaves』に収録されている「blind star」。 sayuras デビューライブ(2023年12月@下北沢 Club Que)での演奏が、ノーカットで sayuras オフィシャルYouTubeチャンネルにアップされている。 fra-foa の曲の中でおそらく最も明るい曲。そして、sayuras ベースの根岸孝旨さんが編曲に関わった曲でもある。 ただ、歌

sayuras というバンド名の由来

sayuras というバンド名。「サ」「ユ」「ラ」「ス」という四つの音の響きの繋がりが綺麗だなあといつも思う。 バンド結成直後に、ヴォーカルの三上ちさこさんがこの名前の由来を語っていたのを覚えている。ちさこさんが子供の名前として考えていたのが「sayura」で、その複数形で「sayuras」にしたとのこと。「sayura」という名前には、特に意味はなくて、言葉の響きの良さで思いついたものらしい。 というのが、覚え間違いだったら「フェイクニュース」になってしまうので、ソース

「edge of life」

sayuras がライブで演奏する fra-foa の曲の一つが「edge of life」。 この曲のイントロがとても良い。sayuras のデビューライブ(2023年12月@下北沢 Club Que)で演奏された時のイントロがこちら。 西川進さんのギターの即興演奏に平里修一さんのドラムが合いの手を入れ、そこに根岸孝旨さんのベースのリフが加わる。そこから平里さんのドラムが覚醒するのを合図に一転して、曲が始まる。 この展開は、fra-foa のオリジナル音源(『13 L

「月と砂漠」

sayuras がライブで演奏する fra-foa の曲の中で、最もヘビーで最も芸術的なのが「月と砂漠」。saryuas結成前に、メンバー4人が集まって2022年12月の下北沢Club Queでこの曲を演奏した様子が、sayuras ヴォーカルの三上ちさこさんのインスタアカウントにアップされている。 fra-foa の曲は、ちさこさんのポジとネガが一緒くたになった歌詞に心を掴まれるのが魅力であることが多いが、この「月と砂漠」では、歌詞が抽象的で、言葉が感情を揺さぶってくると

「プラスチックルームと雨の庭」

sayuras がライブで演奏する曲には、ヴォーカル三上ちさこさんが作詞作曲した fra-foa の曲も多く含まれる。そのうちの一つが「プラスチックルームと雨の庭」。 sayuras 結成前に、同じメンバーで演奏された時(2022年5月@下北沢 Shelter)の様子が、ちさこさんのインスタアカウントにアップされている。 この曲が生まれた背景について、ちさこさんは、自身のラジオ番組「Just Chilling」で具体的に話していた。それをここで文字にして残してしまうのは良

「夜とあさのすきまに」

sayuras と出会うきっかけになったのが、fra-foa のファーストアルバム『宙の淵』の三曲目に収録されている「夜とあさのすきまに」。 sayuras としての演奏は披露されていないが、全く同じメンバーでの2022年12月の下北沢 Club Que でのライブでは演奏された。その時の様子が、sayuras ヴォーカル、三上ちさこさんのインスタアカウントにアップされている。これは曲の後半部分。 この映像の最後の以下の歌詞のところ fra-foa による原曲のこの部分

「オブラートで包んだ水みたいな君に」

sayuras の前回のライブ(2024年4月@渋谷eggman)での演奏を聞くまで、この曲の存在を知らなかった。その時の様子が、sayurasヴォーカル、三上ちさこさんのインスタアカウントでアップされている。 クリーントーンギターのアルペジオによる短いイントロに続く歌詞は、 色々な解釈ができると思うが、私は、ちさこさん流のラブソングだと思っている。 そもそもタイトルの「オブラートに包んだ水」という言葉からして、独創的。そんな言葉で「君」を形容しているところが、愛情だと