中国の様々な問題~その1~
中国の問題 その1 新疆ウイグル自治区
昨年 アメリカの17歳の少女がTiktokに投稿した動画が大きな反響を呼びました。皆さんの記憶にも新しいと思います
https://www.youtube.com/watch?v=YYljYQezgKk
動画の最初はメイクアップ動画と思いきや、後半はウイグルで起こっていることについて話してます。
新疆ウイグル自治区
中国の西端に位置する自治区
人口 約1900万人 その3分の2が少数民族 その中で1番多いのはウイグル族
中国国内最大の省 日本の4.5倍広い
イスラム教多数
トルコ系言語 中東の血
かつては「ムスリムの地」と呼ばれてた
ウイグルの歴史
古くからトルコ系の民族が住んでたので、トルキスタンと呼ばれてました。当時から中国との交流があり、漢や唐に支配されてきた時期、モンゴル帝国に属していた時期があります。
その後、清は滅び中華民国(現在の台湾)に属すようになりました。中華民国の新疆省であった 1933年と1944年には、東トルキスタン共和国を建国しました。
それぞれ数年は財政を維持しましたが、1949年の国共内戦で勝利した中国共産党にに侵略され統合されてしまいました。
占領する意味
・地理的に重要である
1 天然資源豊富 中国の約40%の石炭を賄ってます。そのほかに、20%以上の天然ガス オイル 風力発電も担ってます
2 核実験 中国は世界の中でも有数な核を保有する国です。1964年から約46回実験が行われてきました。その影響で、被爆者も出てるとか
3 一帯一路 現代版シルクロードと呼ばれる一帯一路。 巨大な物流網
帯 陸のこと
路 海のこと
問題点
・ウイグル自治区の豊富な資源が搾取されている
・ウイグル自治区が核実験場となっている
・漢民族がどんどん流入してきている
・ウイグル語の使用制限がある
・宗教(イスラム教)への制限がある
・ウイグル独自の文化が破壊されつつある
・政治的な発言権がない又は少ない
・当局による不当と思える逮捕・拘束がある
さらに今一番問題になっているのがウイグル人収容所
ウイグル人収容所
収容所を耳にするとナチスが思い浮かびますが似たようなことです。
目的としては 「再教育キャンプ」 過激な思想をやめさせる(職業訓練センターと説明)法律化された。
収容所の生還者からの話だと
『7ヶ月間ずっと両手両足に鎖の枷をつけられて、寝る時も食事の時も、1日24時間、ずっとその状態だった』のこと
今も約100万人以上が収容されてるとか
再教育キャンプ
過激思想とみなされたウイグル人を拘束し、収容所で共産党体制を支持させるようにする。取り締まる中国政府に対して不満を持ち、たびたび暴動を起こすようなこともあった。
政府はその集団を テロリスト とみなし取り締まりを正当化してきた。新疆では信仰の自由は守ってきたと主張
なぜ中東は反撃しないのか
1 中東は中国による経済的な報復を恐れてる
2 巨額の資金援助
3 中東も人権侵害の問題を抱えており、自国の問題を取り上げられたくない
詳細
1 2 に関しては前回書いたテドロス氏の話と似てますね。あと 一帯一路の話もあり、経済としての中東の利益は大きい。なので自国の人権より自国の経済の安定を優先する。まるで中国に似ている。
3 中東の人権問題 とくに女性たいして
女性は 1992年まで戸籍がなかったり、浮気や不倫したら死刑 また今なお運転できない
しかし、パキスタンでは女性の首相が誕生したり マララユスフザイ氏が国連のスピーチで「1本のペンで、世界が変えられる」と言って最年少でノーベル平和賞を受賞したりと女性の活躍が見えてきました。
このような経緯が合って批判しにくいようです
編集後記
いかがでしたか? 今中国で起こってる問題パート1でした。全部が正しいわけではありません。メディアが報道できないのも、十分な情報が入ってこないからです。しかし、卑劣な行為がなされているのは事実です。なので、少しでもウイグルで起きてることを知ってもらいたいです。今後もパート2と書く予定なのでお楽しみに。