#10 1分で伝える思考法
こんにちは!
毎週月曜日開館の【Vivid Books】へようこそ!
今日は久しぶりのビジネス書!
自分の強みでもあり、課題でもある「伝え方」について学んだ一冊です。
目次
1.今週の一冊
2.内容
3.学び・気づき
4.さいごに
1.今週の一冊
タイトル:1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
著者:伊藤洋一
出版:SBクリエイティブ、2018
2.内容
この本は、タイトルの通り、1分で伝えたいことを伝えるために必要な思考や技術を身につけるといった内容の本です。
以下、大事だと思ったことをメモる感じで書いておきます。
○左脳で理解し、右脳で動く
○伝える前の準備としてイメージすること
①聞き手の立場・興味・期待・理解度・ネガティブな反応
②聞き手のゴール(理解したその先)
○ピラミッドストラクチャー
結論(先に話す)
根拠(「3つあります」でメモらせる)
事実(イメージできる場面)
※事実だから根拠、根拠だから結論、とつながる
○話が伝わらなくなる4要素⇒減らしてスッキリに
①プロセスを話す
②気を遣いすぎる
③自分の意見とは違うことを言う
④笑いを入れる
○言葉は中学生レベルにカンタンに
○自分にあてはめてもらう方法
①イメージを描いてもらう
ビジュアルを見せる・「たとえば」を使う
②イメージに入ってきてもらう
「想像してみてください」+「素晴らしいと思いませんか?」
○ライブでダイブ(演じて、飛び込む)
○人前で話すときのポイント
①しっかり聞き手を見る
②多少、動きをつける
③相手と対話するように声を届ける
④話の区切りで3秒ほど長く間をあける
○「わが存在をかけてこのプレゼンをする」
3.学び・気づき
僕はよく、ロジカルだねとか、分かりやすいねとか言われます。
でも、なぜそうなのか分かりません。
というか、本当にできているのか怪しいと自分で思いますし、目上の人に話すときは特に出来てません。
だから強みであり課題として、もっと伸ばす必要を感じ、この本を手に取ってみた、という次第です。
まずなるほど、と思ったのが、プレゼンは「人を動かすためのもの」であるということです。
賛成か反対の意見を求めるのか、具体的な行動を起こしてもらうのか、いずれにしても、伝えた先の聞き手にどうなってもらうかを意識しなければ何も伝わらないそうです。
加えて、聞き手の立場・興味・期待・理解度・どんなことにネガティブな反応をするかをイメージして、伝えることを整理した方が圧倒的に伝わりやすいとのことです。
たしかに、
自分「〇〇です。」相手「・・・・・で?」
となることがあります。それは聞き手のゴールを意識した伝え方をしてなかったんだと気づきました。
逆に、ピラミッドストラクチャーは自然にできていると気づきました。
結論は何か? その理由は? 具体例は?
を自分の考えを整理する際に意識しています。
特にプレゼンでは、本の中でも紹介されている、PREP(プレップ)法を使って準備を進めています。
PREPとは、Point(主張)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(主張)の順に、伝える内容を整理するという思考法です。
まず結論を先に述べ、その理由を話し、イメージできる具体例を提示し、最後にもう一度結論を述べることで、ロジカルに伝わり自分の主張を印象付けられるというものですね。
ただ、ロジックに沿って話すだけでは、「理解」で終わってしまうということへの気づきが今回の一番の学びです。
「理解」させて、さらに「動かす」には、右脳に訴えかけるイメージを持ってもらう伝え方が大事らしいです。
人は80%の話を聞いていない。
左脳で理解して、右脳で感じ、やっと動ける。
これを頭に入れて、今回の学びを実践してみようと思います。
4.さいごに
この本は、「自分って全然ロジカルじゃない。」「プレゼンはできているつもりでも何かが足りない。受注できない。」なんて悩みのある人にオススメです。
伝え方が苦手な人も、さらに磨きをかけたい人も、多くの気づきが得られると思います。
さて、GWはもっと本読むぞー!
次の定期投稿は月曜日【Vivid Books#11】です。
それではまた。
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