ストレスによる仮想通貨売買の影響力
人間はストレスを感じた時に良い決断というものはできません。
ストレスとは悲しい時や不安な時だけではありません。
仕事に追い詰められた時や嫌なニュースを見たときにも人間はストレス反応を起こしています。
たとえば買い物で、悲しい時は本当に欲しいものが買えなかったりします。
あれを買おうと思っていたけど、さっき上司に言われたことが悔しくてそのことだけで頭がいっぱいになっって買い物に集中できません。
逆に楽しい時も危険です。
楽しい中での買い物は、本当は買わなくてもよかったものを買ってしまうのです。
なので買い物は楽しければ楽しいほど購買意欲が高まります。
ディズニーランドのかぶり物もそうですよね。
つい買ってしまうワナです。
また、ニュース番組で事故の映像が流れたあとのCM商品は売り上げを伸ばします。
人間は自分が命の危機にさらされてしまうと、判断力が鈍くなり欲しくもないものを買ってしまいます。
ワイドショーのCM中のショッピング番組とかもそうですよね。
さて、人間の購買意欲は周りの影響力によってかなり左右されてしまうものです。
悲しい。
楽しい。
苦しい。
怒り。
これらの感情では冷静に物事を考えられません。
空腹感は疲労感がある時にも良い決断はできません。
なので皆さんが仮想通貨投資をする場合、何を買うかを周りの影響力に惑わされないようにしましょう。
デューク大学の研究で、人間は追い詰められてストレスを感じた時に選択したものに良い結果はありませんでした。
たとえその時に買ったものは良いと思っても、それは結果論でした。
ギリギリになって追い詰められた決断ほどひどい決断はありません。
あのコインが上がってる!買おうかな、どうしようかな、と迷っている時点で影響力を受けておりストレスを感じてしまいます。
一旦フラットに考えることが大事です。
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参考文献:
「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」
ロバート・B・チャルディーニ
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
ケリー・マクゴニガル