田村真寛 サクソフォン奏者 TAMURA Masahiro Saxophonist
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「身の丈に合う」ことと「チャレンジ精神」のバランスの難しさ
Jr.サクソフォン・コンクール本選を終えました。
かつて僕が参加して優勝したのが第3回、今回は第24回。
歴史を感じます。
今回僕は審査ではなく運営側として6名の演奏を聴いていました。
運営だけしていたので、あくまで一聴衆としての無責任な感想。
今やデザンクロやウェニャンのような、難易度ウルトラCみたいな作品で勝負せざるを得なくなってきて、正直なところ、ちょっと高校生たちがかわいそうになって
ジストニアの克服前後の違い
もう終わってしまったイベントの記事だけど…
その中で非常に興味深い文言がある。
「曲の中の同じ箇所を何度も繰り返し練習すると、上達は早いですが、忘れるのも早いことが知られています。」
http://yipc.yafjp.org/events/2019%E5%B9%B411%E6%9C%884%E6%97%A5%EF%BC%88%E6%9C%88%E3%83%BB%E4%BC%91%EF%BC%8
ジストニア発症、克服の細かな経緯
最初は20歳(大学1年終わり頃)になったばかりのころ。
ある日、それまでなんの問題もなく出来ていた右手部分の半音階の下降フレーズが、いくら練習しようにもうまくできなくなっていた。
最初は「練習不足だろう」と思いとにかくさらいまくる日々。
でもよくなる気配はまったくない。
無理矢理学年末の試験を乗り切る。
そして大学2年の夏休み、暇もたくさんあったため、初心者の如くスケールを、特に嫌な感覚があ
ジストニアに陥った要因を考える
とにかく練習が好きだった10代、20代。
できないパッセージ、出ない音などをクリアしていく過程が、達成感があり充実感があった。
練習すればするほどできることが増えていくのはとにかく楽しくてしかたなかった。
しかしそれと同時に、なぜできなかったか、なぜできたのかを冷静に考えることは皆無だった。
本番で音を間違うことに対してもすごく嫌悪感を持つ時期もあった。
とにかく間違うことなく完璧に吹きたかった
フォーカルジストニアの発症、そして克服。
2年前にFacebookで告白してからずいぶん相談を受けることが増えました。
この問題を抱える人は想像以上に多い。
僕は10年以上悩み、もがき、時に放置し、必死に研究し、そして克服に至りました。
少しでも力になることができればと思い、まずは以前にFacebookに投稿した文章に少し手を加えて記載します。
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フォーカルジストニア(手指に関する)のことを考えています。
いつの