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レゴ®シリアスプレイ®を活用して「作って壊してまた作る」をシステム内で体感してみましょう。
こんにちは。毎日のルーティンのひとつに「ダックを作る」を入れました。絶対に今までと違うダックを心がけていますが、さてどうでしょう。
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ルーティンワーク。
B型の性なのかそれとも天性のいい加減さなのか。ルーティンワークがことのほか苦手です。今日と同じ明日が来ることに子供の頃から恐怖を覚えていました。今より少しだけでも成長している自分がいるかもしれないと思いながら、それでも毎日のルーティンワークに勤しんでいるわけでございます。
ある先輩に「ルーティンワークだろうがなんだろうが自分の目的のためにそれが存在しているのなら徹底してやるべき」と言われた過去を思い出す。前述のダック然り、タスクや、やりたいことリスト然り。明日の自分に向けて役立つものだからこそ、苦にすることも厭わないと思えるわけですよね。
壊すために作る。そしてまた壊す。
7つのアプリケーションはあるもののレゴ®シリアスプレイ®メソッドも言ってしまえばルーティン。作品をつくって意味をあたえてストーリーで語ってそして振り返る。その繰り返し。先日子供向けのイベントでも感じたことですが、作って壊してまた組み立てるは、大人のためにあるようなものです。
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言葉は自分から生まれた我が子のような気持ちになってしまいますが、外側から俯瞰して見ることのできるレゴ作品に、違う自分の一面、周りの意見を取り入れられる度量が付いてくる気がする。説明したあと簡単にその作品を壊せる場面を見ると特にです。なんだか壊すために作っているようなもの。
なんか、ようやく読んだ。そうか、そうなのか。
壊したらやり直せばいい。
レゴ®シリアスプレイ®には唯一破壊行動を許されているアプリケーションがある。それが「出来事を起こす」。絵に書いた戦略のシュミレートは頭の中だけでしか不可能だけど、レゴ®シリアスプレイ®で作った組織の世界観なら「いつ何がどこでどうなるのか」そのものを作ってしまうことが可能だ。
子供たちが作るレゴブロックによる世界観はそんなスクラップ・アンド・ビルドの連続。壊したらやり直せばいい。それが大人にはとてつもなく難しい問いでもあります。だけどチャレンジする価値はあり、そんなチャレンジする勇気を持つことができるようになるのも、レゴ®シリアスプレイ®だから。
作品によって、考えうるすべての要素がシステム化された盤面に対して、「過去」や「この先」に発生するであろう出来事を実際に起こしていきます。頭で考えていた関係性やつながりはどのように影響を及ぼしていくのか、また及ぼさないのか。
想定した予測と、実際に出来事を起こしてみて見えてくる予測とのギャップはどの程度なのか。そのギャップをどのようにして埋めていくのかなど、盤面の状況を振り返りながら全員で話し合い、行動指針を立てていくことに役立ちます。
システムに存在しているなら。
そこでもっとも重要になってくるのが「システム」という考え方。今週末に控えているイベントに向け、そのシステム(思考)を深く考えるための書籍「学習する組織」を読んでいる。まだ読了できていなかったことを悔やみながら。文中でもかなりの量を割いてルーティンの話が次々やってきます。
枠にはまりたくない自由でいたいと言っても、人は必ずなんらかの循環型社会に存在している生き物。そのルーティンも自分のものにしていければ苦しむことも少なくなる。ジョブ・クラフティングでは無いですけど、システムに存在しているならそれ相応の生き方はできるはず。常識を壊してみても。
最後に。
そんな学習する組織。Kindleであと残り70%と出ているが、果たして読み切れるものだろうか。ダックとか作っとる場合か・・・。さすがにKindleを壊すわけにはいかないのだけれど・・・。とか思っていたらイベントが中止になってしまった。