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7つの習慣的三つの価値観から見る創造領域へのアプローチ。

こんにちは。10月1日に内定式を終え、そのまま三日間合宿をおこなっておりました。その関係でつぶやき以外の更新が滞ってしまいましたね(いやいや、平穏時でも相当つぶやき連続だったような)。


ストーリーで語る。

その内定式でレゴ®シリアスプレイ®を使ったワークショップを実施しました。レゴブロックを活用した発話、セレンディピティな思ってもみなかった言葉、そしてなによりレゴ作品を通して話し合う楽しさを感じ取ってもらえたのではないかと思っています。徐々に湧き上がっていく力を強く感じた。

レゴ®シリアスプレイ®の醍醐味とも言える「ストーリーで語る」を常に意識できるようなプログラム設計。とは言えワークショップが始まる前まで緊張の連続。今回の内容は上手くいくだろうか。最後のシーンで全員の五感がフルに稼働しているだろうか。と何度も何度も繰り返す感じでもありました。

創造領域への個人的観点。

彼らが入社し既存領域や成長領域そして創造領域へと向かう過程でこのレゴ®シリアスプレイ®メソッドの体感はかなりのアドバンテージだとも思っている。自分自身も上記すべての領域で従事した経験があり今が存在する。領域ごとに何が重要なのかを多少理解しているから伝えられるものもある。

個人的な経験に基づくと特に創造領域においては、ゼロイチ、具体と抽象、デザイン、DXといった言葉のみに引っ張られ、逆に意識が固定化されてしまうことも多々。また、自分たちの信じる道に没頭しすぎてしまい、残念ではあるけれど他の手法、他の考えに及ぶことができなくなったりもするのだ。

三つの中心となる価値観。

7つの習慣でスティーブン・R・コヴィー博士はこの創造という言葉を多用している。もちろんもうひとつのワード「想像」と結びつけている場合もあればそうでないこともある。その文中で、前述の内容と非常に密接している創造についてを明記された箇所が存在する。個人的にはとても好きな一文だ。

ヴィクトール・フランクルによれば、人生には三つの中心となる価値観があると言う。一つは「経験」、自分の身に起こることである。二つ目は「創造」であり、自分でつくり出すものの価値だ。そして三つ目は「姿勢」である。不治の病というような過酷な現実に直面したときの反応の仕方だ。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第1の習慣:主体的である」 「主体性」の定義 より引用

この言葉は示唆に富んでいる。LSPにおいてはことさら顕著に、だ。過去という経験を変えることはできない。だからこそ主体的に未来へと取り組む。その過程で想像かつ創造を駆使し価値を形に表していく。そしてその実践のためには常に巻き込む受け入れるといった姿勢が重要になってくるのだ。

レゴブロックの声を。

コヴィー博士はこのあと「いちばん大切なのは姿勢」とも続けている。創造領域でももっとも大切だと感じてしまう。多くの物事を受け入れる姿勢、そして、新しいことにチャレンジする姿勢が必要だ。自分たちの考えに固執せず、最善の策に囚われず、直感とひらめきで勝負することも時には大事。

LSPはそんな創造領域でも効果を発揮すると確信している。しかし、レゴブロックの声が届いていないのも紛れもない事実。前述のワークショップでの若者のアンケートを見てみると自分の気付いていなかった領域に辿り着いたという方も多くいた。この感覚をぜひとも創造領域に持ち込んでいきたい。

最後に。

合宿でもかなりの偶発的な出会いがあって嬉しかったので、そのことはまた書いていきたいなとも思います。森林セラピーで心も体もリフレッシュしました。またここから頑張れそうな気がする。

森に癒やされる

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