見出し画像

「戦略を形にする思考術」で学んだレゴ®シリアスプレイ®の個人的な感動と必要性。

こんにちは。8月に入ってしまいました。先月末のパーティスタッフ対応で心身ともに疲れ果ててしまっています。


人生にとっての7年。

先日、7年ものあいだレゴ®シリアスプレイ®とつき合ってきたことを書きました。この間に多くの方と出会い多くのメソッドと出会ってきました。人生にとって7年という時間が長いか短いかはわかりませんが、間違いなく自分自身の実力向上に影響を与えていました。とてもありがたい7年でありました。

改めてですがなぜレゴ®シリアスプレイ®なのか、なぜレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターを目指そうと思ったのか。レゴ®シリアスプレイ®の解説書でもあります「戦略を形にする思考術」をもとに書いていければと思っております。少しくどいかもしれないですがお付き合いくださいませ。

自己対話と作話。

もっとも重要だったのは「社員の本当の思いに気づく」でした。書籍にも書かれているのですが当時無意識下の答えにたどり着けない状況が長く続いていました。特にエンジニアは言葉を発さないばかりか頭が良いだけに答えを先読みして自分のなかで作りきってしまう。そんな毎日が続いていました。

無意識領域に辿り着くには?

本文では「こうした質問に答えられない自分が許せないという自分自身に対する感情が脳に作話させ、あたかも本当であるように作られた嘘を伝えている」と書かれている。加えて一部のエンジニアは自己対話をしてしまい、あえて話さない、という選択を取ることもしばしばあったりしたわけです。

目の前の存在と意味。

7つの習慣セルフコーチング認定コーチでもありますので自己対話や作話については良い面があるとも思っています。ではこのふたつの一点矛盾したような考えをクリアしていくにはどうすればよいか。それは自己対話や作話に第三の視点を入れること。すなわちレゴ®シリアスプレイ®なのですよね。

まさにここで書き記していることそのものです。

レゴ®シリアスプレイ®に「意味を与える」という基本スキルがあります。レゴブロックで作った作品は単に脳のなかにある言語化されたものもモヤモヤしたものも混ぜ合って抽象化され出来上がったただの作品です。意味を与えることができるのも目の前に3D化されたただの作品が存在するからです。

目の前に見えることは確かに真実です。しかし、LSP(レゴ®シリアスプレイ®)は参加者の目に見えない「無意識領域」に閉じ込められたアイデアにアクセスすることが最大の目的なのです。

ロバート・ラスムセン「戦略を形にする思考術」
第1章「本当の思い」に近づく技術 レゴ®シリアスプレイ®とは? より引用

感動と必要性を届けるために。

作品があり、語るべき場所があり、語り合うべき仲間がいる。それだけで眼前に広がる世界に意味を与え、そして自分自身の内面に深く触れ、心理的安全性のなかで100:100(100%の全員が100%参加している感覚)に向かっていけます。この思いを初めて知ったときの気持ちは今も忘れていません。

100:100(100-100)については先輩のnoteがとてもわかり易いです。

2018年9月。レゴ®シリアスプレイ®ワークショップに参加したちょうど一年後に認定をいただくことができた。作品を作り意味を与えて共有し振り返る。単純なフレームワークだからこそのめり込めたのだと思う。そんなレゴ®シリアスプレイ®の感動とその必要性を、より多くの方に届けていきたい。

最後に。

初めてのワークショップは老若男女入り混じったワークショップで隣の席の方は未就学児か小学校低学年だったと思います。サッカーのサポーターと同じで、ただレゴブロックでお互いに伝え合う、という気持ちさえあれば、年齢など関係なく対話(ダイアログ)ができる。そこも気に入ったわけです。

ただし、未成年の方にレゴ®シリアスプレイ®そのものを実施するのは、潜在意識のディープな部分にも触れるため少し課題もあります。もしも実施を検討している場合はLSP認定ファシリテーターに相談されたほうが良いかと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集