Masahide Hayashi

クラシック音楽ライター。アマチュアの第2ヴァイオリン&ヴィオラ弾き。仕事と趣味について適当に書きます。

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最近の記事

真夏に味わうバロック・オペラと現代の弦楽四重奏曲~2024年8月後半のサントリーホール主催公演

 2024年8月後半、サントリーホール主催の公演が面白そうだ。  17日には「アントネッロ」のヘンデル《リナルド》全曲上演。  第53回(2021年度)サントリー音楽賞を受賞した、日本を代表するリコーダー奏者の濱田芳通。  その彼が指揮者として率いる、古楽アンサンブル「アントネッロ」の評判がとにかくいい。バッハの受難曲やヘンデル「メサイア」などの大曲で鮮烈な演奏を作り上げて、絶賛が続いている。  個人的にはまだ未体験の楽団。昨年のマタイ受難曲後、尊敬する出演者の「この瞬間

    • ハンス・ロット 交響曲第1番 ホ長調| 新時代のシンフォニー名曲選(2019年記事)

      ※本記事は、2019年頃まで雑誌「ぶらあぼ」編集部が運営していた、あるサイトに掲載していた連載記事から、記事自体に関する内容等を整理・調整したもの。(「ぶらあぼ」編集部の了承済み) 初~中級くらいのリスナーを想定した記事で、これから注目のシンフォニー、という趣旨での連載だった。2019年執筆。 最初の状態のまま転載されている「ぶらあぼONLINE」ページはこちら。https://ebravo.jp/archives/99457 ハンス・ロット 交響曲第1番 ホ長調 ──マー

      • ショスタコーヴィチ 交響曲第7番 ハ長調 作品60|新時代のシンフォニー名曲選(2019年記事)

        ※本記事は、2019年頃まで雑誌「ぶらあぼ」編集部が運営していた、あるサイトに掲載していた連載記事から、記事自体に関する内容等を整理・調整したもの。(「ぶらあぼ」編集部の了承済み) 初~中級くらいのリスナーを想定した記事で、これから注目のシンフォニー、という趣旨での連載だった。2019年執筆。 最初の状態のまま転載されている「ぶらあぼONLINE」ページはこちら。  この数十年で演奏機会が著しく増加した作曲家といえば、ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906〜1975)は

        • 古典四重奏団讃~2021年12月31日 ベートーヴェン弦楽四重奏曲【9曲】演奏会 東京文化会館小ホール

          この記事は、大晦日恒例となっている東京文化会館(大小ホール共に)のベートーヴェン演奏会のうち、2021年の小ホールの弦楽四重奏曲【9曲】演奏会についてのレビューです。 いや、レビューというより、あまりの感動に直後に書きなぐったものです。普段まとまった感想を書くことはあまりしないので、我ながら本当に珍しい。 以来そのままにしていて、機会があればどこかにあげようと考えていましたが、仕事の関係でその機会が来たのでアップします。 (文体など整えないままですがご了承ください) ~~~

        • 真夏に味わうバロック・オペラと現代の弦楽四重奏曲~2024年8月後半のサントリーホール主催公演

        • ハンス・ロット 交響曲第1番 ホ長調| 新時代のシンフォニー名曲選(2019年記事)

        • ショスタコーヴィチ 交響曲第7番 ハ長調 作品60|新時代のシンフォニー名曲選(2019年記事)

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          評論家ではありません、ライターです。

           クラシック音楽ライターをやっております。  もともと趣味がクラシック音楽で、コンサートを聴くのが好きで、アマチュアでヴァイオリンとヴィオラを弾いていろんな曲を体験して、脱サラして仕事も音楽ライター業としてクラシックに関わることができて、総じて悪くない、むしろ幸運な人生といえそうです。(大きく儲かる可能性はありませんが)  ライターと自己紹介しましたが、よく「評論家ですね」といわれることがあります。 「評論家」と「ライター」はだいぶ違います。  評論家はまさに評論、批

          評論家ではありません、ライターです。