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魅力的な話し方の秘訣:聴衆を引き込むプレゼン術


街を歩きながら、ふと気づいた授業の変化。学生たちの目が輝き、前のめりになって聞き入る姿。そこには、長年の経験と新たな試みが織り成す魔法のような効果がありました。人前で話すことの本質とは何か。知識を伝えるだけでなく、聴衆の心に響く話し方とは。私の授業で起きた驚くべき変化と、その背後にある秘訣をお伝えします。


授業の変化:学生たちの目が輝き始めた瞬間

最近、私の大学での授業に驚くべき変化が起きています。学生たちの目つきが変わり、前のめりになって話を聞いているのです。これまでの授業と何が違うのか、その原因を探ってみました。私の授業では、通常90分の時間枠の中で、60分程度を本題に充て、残りの時間で導入や課題の説明をしています。レジュメを使用し、授業内容を項目別にまとめた指針を学生に配布しているのですが、今年になって何かが変わりました。従来の知識伝達型の授業から、学生との対話を重視した双方向型の授業へと変化したのです。この変化は、単に私が意図して行ったものではありません。むしろ、自然と生まれた新しいアプローチだったのです。

コール&レスポンス:ライブ感覚の授業スタイル

新しい授業スタイルの特徴は、ロックコンサートのようなコール&レスポンスの要素を取り入れたことです。知識を一方的に伝えるのではなく、学生に問いかけ、その反応を見ながら授業を進めていくのです。例えば、「音や匂いでお店を選ぶことってありますよね」と話題を提供し、「皆さんはどんなふうに選んだことがありますか?」と問いかけます。こうすることで、学生たちは自分の経験と結びつけて考え始めます。自分ごととして捉えることで、より深い理解と興味を引き出すことができるのです。この方法では、学生たちは単に情報を受け取るだけでなく、能動的に情報を取りに行く姿勢が生まれます。完璧な答えでなくても、自分なりの考えを見出そうとする過程が重要なのです。

柔軟性と即興性:学生の反応に合わせた授業展開

授業中、学生の反応を見ながら臨機応変に内容を調整することも重要です。例えば、Bluetoothイヤホンの使用状況を尋ね、手を挙げてもらうことがあります。多くの学生が使用していれば、その話題に沿って展開していきます。このように、基本的な講義内容を押さえつつ、時事ネタや雑談を織り交ぜ、常に学生に問いかけ続けるというスタイルが確立されてきました。これは、単なる偶然ではありません。長年の経験と、特に音声配信を続けてきたことが大きく影響しているのです。

一人語りの技術:音声配信が磨いた話術

私は約4年間、音声配信を続けてきました。一人で話し続けることは、実は非常に高度な技術を要します。リスナーの方々も試してみるとよいでしょう。10分間、誰もいない状況で、聞き手がいると想像しながら話し続けるのは、想像以上に難しいものです。この経験が、実際の授業での話し方に大きく影響しています。相手のことを想像しながら話す感覚が、リアルな場面で活きてくるのです。目の前の学生の表情や反応を見ながら、臨機応変に対応する力が培われたのだと感じています。

科学変化とも言えるコール&レスポンスの生成は、この長年の経験から生まれたものです。話題を展開しながら、適度に脱線し、また本題に戻り、さらに学生の状況を見て問いかけ、そのフィードバックを話に反映させていく。この一連の流れは、非常に高度な技術ですが、ようやくできるようになってきたと実感しています。

結びつきがもたらす相乗効果

音声配信の経験と、大学での授業や他のレクチャーなど、人前で話す機会の多さが相まって、より効果的な話し方が可能になりました。聴衆を引き込む力が格段に向上したのを感じています。この経験は、単に授業だけでなく、様々な場面で活かすことができます。人前で話す機会がある方、また自己表現力を高めたい方にとって、非常に有益な知見となるでしょう。相手の反応を見ながら、柔軟に話を展開する能力は、コミュニケーションの質を大きく向上させます。これは、ビジネスシーンでのプレゼンテーションや、日常の会話においても非常に重要なスキルとなります。今回お伝えした話し方の秘訣は、一朝一夕で身につくものではありません。

しかし、意識的に練習を重ね、様々な場面で実践していくことで、必ず上達していきます。自分の話し方を客観的に振り返り、常に改善を心がけることが大切です。また、聴衆との対話を重視することで、一方通行の コミュニケーション ではなく、双方向の深い理解が生まれます。これは、教育の場面だけでなく、あらゆる人間関係において重要な要素となるでしょう。

最後に、この話し方の技術は、単に人前で上手に話すためだけのものではありません。相手の立場に立って考え、共感する力を養うことにもつながります。これは、社会生活を送る上で非常に重要な能力です。今回の経験を通じて、私自身も多くの気づきを得ることができました。これからも、より良いコミュニケーションを目指して、日々研鑽を重ねていきたいと思います。皆さんも、ぜひ自分なりの話し方のスタイルを見つけ、磨いていってください。きっと、新たな可能性が開けるはずです。

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小松正史
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