モチベーション革命を読んで
尾原さんの本は
ITビジネスの原理
The Platform
以上の2冊は読んでいて本当に世界のことをわかりやすく噛み砕いて伝えてくれる人だなと思っており、本書「モチベーション革命」もその印象に違わぬ内容となっておりました。
この30代未満の若者をボリュームゾーンとして乾けない世代として名付けそれ以上の世代との比較してそのモチベーションの根源の違いを育ってきた社会的環境を背景に説明する内容となっており、実際にそのモチベーションの源を理解するための手法も紹介されておりました。
30代後半のマネージャーの方々は実際にやっていただくと宇宙人みたいな我々の生態が少しは腑に落ちるのかもしれません…笑
自分の最も心に刺さったのはMITメディアラボが定義している「4P理論」
・目的共有/Project(プロジェクト)
・親密な関係性/Peer(ピア)
・情熱/Passion(パッション)
・遊び感覚/Play(プレイ)
これらがこれからの人を動かしていく中心原理になるはず。そしてこの中には今まで重要であった論理的予測であるとかいったことはあまり触れられていない。
これを実現できる場所がインターネットだなと感じます。自分の偏愛性をインターネットを拡声器として発信し(情熱と目的共有)、インターネットを交流の場として仲を深め(親密な関係性)、インターネットの拡散性を利用して周りを楽しませながらムーブメントを作り上げる(遊び感覚)。
このような動きがますます活発になってくる。恥ずかしがって縮こまってもアップサイドは得られない。頑張っていこう。
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