「多様性の共存」という思想としての対話
対話とは、会話の仕方の一種として語られることが多い。議論や討論、おしゃべりに並ぶものとして、対話という行為はしばしば位置付けられる。例えば、物理学者でもあり、思想家でもあるデヴィッド・ボーム(1917 – 1992)は、著書「ダイアローグ」において、対話と議論を以下のようにわけて説明をしている。
ダイアローグ(dialogue)
「logos」とは、「言葉」という意味。「dia」は「〜を通して」という意味。この語源から、「意味の流れ」というイメージが生まれてくる。グループ全