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立夏の暦料理

二十四節気が「立夏」
七十二候は「蛙始鳴 (かわずはじめてなく)」
へと移り変わりました。
(昨夜、今年初の蛙の大合唱を聞きました!)

黄経45度、
春分と夏至のちょうど中間、
春と夏の狭間を新緑や色鮮やかな花が彩る
一年で一番爽やかな季節です。


さて、この立夏の旬といえば筍。
筍の水煮などに付着している白い粉の名前をご存知ですか?

付着しているあの白い粉はチロシンというそうです。
チロシンはドーパミンやアドレナリンなどの神経伝達物質の原料となる栄養成分で、脳の活性化やストレスの軽減、神経を安定させる効果があるといわれていますので、ぜひ洗い流さずに召し上がってください。

「立夏の暦料理
筍の土佐煮風」



鰹節にもチロシンが含まれ、
尚且つ体内でチロシンに変換されるフェニルアラニンも含まれているそうなので
相乗効果が狙えそうですね。


逆にチロシンと炭水化物を一緒に摂取すると、脳に届けられるはずのチロシンが妨げられてしまうため注意が必要だそうです。

えっ、筍ご飯だめなの?
食べますけどね!😆

5月は新生活の疲れが心身に出やすい時期です。
旬の食材はその時の体に必要なものがぎゅっと詰まった
自然からの贈り物ですね。


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