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都内の運転が怖いのは、なんでだろう。

地方出身の妻は東京都内で運転するのが怖いと言う。地方に旅行に行った時は鼻歌混じりで平気で運転するのに、都心に帰ってくるとまるでハンドルを握らない。

妻に限らず、地方では乗るけど東京に来た途端ペーパードライバーになってしまった方の話は良く聞く。

みんな一様に、都内での運転は怖いという。

地方在住時の妻は、家族1人一台ないと移動が不便なので、当たり前に自分の車を所有してたし、毎日乗っていたし、なんなら運転が好きだったみたい。

僕は免許取得時から都内で運転するのが当たり前なので、都内の運転と地方の運転、そこまで差がないように思っている。理由をきくと、ひとつは環八だとか甲州街道など車線の多い幹線道路の車線変更が怖いという人が多いような気がする。まぁでも地方でも全然あると思うから、なんかそんなに変わらん気がするな〜と思っていた。

先日そんなことを妻と話していたら、もしかして都内は男が運転してる車が多いから怖いんじゃないかという話になった。

あぁなるほどな。確かに地方はみんな運転するから、女性の乗ってそうな軽自動車、しかも色々な年代の方が運転してるのを見かけるような気がする。都内は、なんか女性の運転する車って割と少ないし、特に高齢の女性が運転している車は、割と邪険にされているように思う。

ははーん。なるほど。都内ってめちゃくちゃ男性中心の車社会なのかもなと妙に納得した。そう思うと、運転しにくいのは、男の僕のせいでもあるわけで、心当たりもある。
例えば「前の車、なんかトロい運転だな〜」って運転席見るとおばちゃんだったりした際に「やっぱり」なんて思ってしまう。まぁ都内の男性ドライバーあるあるだと思う。
シンプルに良くないからやめよう。
そういう一人一人のちょっとした気分が世界を悪くしている。

昨今、なにがしかの議会だとか委員会を催す際の男女数を合わせる重要性を良く聞く。
確かに重要なんだろうな…とはじめて実感できたような気がする。
運転でもこれほどグルーヴが変わるんだから。
なんにせよドライブはやっぱり色々と示唆に富んでいて面白いです。

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泉水マサチェリー
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