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習慣化が変わるための肝かもしれません。

こんにちは

人間は思考・行動の90%くらいが無意識の影響下にあると言われています。

無意識というのは普段「意識することのできない」ものです。
普段あれこれ意識の中で考えてますが、これは顕在意識です。

人間は無意識の中に在る思考と行動のプログラムによって行動が決まると言われています。
このプログラムは20歳くらいまでに形成されて、それ以降はそのプログラムを変えるのは至難の技だそうです。

だから「変わりたいのに変われない」という状態に殆どの人がなるということです。

私もそうですが、変わろうとするときに多くの方はそれに向けた必要な行動をやると決めて、それらを習慣化しようとするのでしょう。
新しい行動の習慣化とは、顕在意識から無意識を変えることへのアプローチの一つです。
習慣化とは、ある思考・行動の自動化です。
つまり無意識に新しく何かを出来るようになるということです。

でも私を含め、殆どの方が習慣化の途中で挫折します。
いわゆる三日坊主です。
これはそれまでの「当たり前」に意識・行動が引き戻されるということです。
習慣(それまでのその人にとって当たり前のこと)というのは、非常に強いものです。

もともと人間には新しい体験、環境から自分を護ろうとする機能が備わっています。

これが多くの人が変わりたいと思っても変われない、三日坊主になってしまう大きな理由です。

変わるのは危険だと脳が自分を止めているのです。

何か新しいことをやろう、続けようとすると新しい環境から身を守ろうと元の状態へ自分を戻そうとする機能のことを、ホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。

人間とは本当にややこしい生き物ですね。

一旦、新しい行動を習慣化すれば、そこでもホメオスタシスが働き、それをやらねば気持ち悪いような感覚を抱きます。
一旦習慣化してしまえば、あとはホメオスタシスが続けさせてくれるという側面も有ります。

だから人が変わるための最大の関所は「習慣化」だと思います。

関所である最初の習慣化にはある程度の意志力が必要だと、今まで私は思っていました。
でもそれだけだと、ちょっと心もとないとも思っていました。
自分みたいに何もスゴくない人が「意志の力だけ」に頼るのはどうも無理がある。
やると決めたことはやる!と思いたいですが、出来ない時も有ります。
外圧でしか出来ない時がある。
でも外圧でしか動けないのも心もとない。

本当にやばい時になって「そこで初めて必死に行動しだしても『必ず死ぬ』なんだよ」と斎藤一人さんが仰っています。
そうなんだと思います。

ではどうすれば良いのか?

私の知っている方で、私が学び続けているビジネスの先生の開催されている同じコミュニテイーに居られる非常に有能な、たくさん稼いでいるSさんという方が居られます。
その方が仰っていたことがずっと印象に残っています。

・僕は意志は強いとかでは、全くない
・行動せざるを得ない環境を(金を払ってでも)手に入れている
・「ビジネスの先生や周りの方に監視されている」という意識も有るから行動を続けられる

何かの環境を手に入れようとするところまでは意志力が必要だと思います。
その環境に入ってしまえば、監視されているし行動しないと示しもつかないし、といういわゆる「強制力」で以ってご自身を動かそうとなさっています。

これだと思いました。
私はこのお話を伺ってから、何かをやると決めて行動を始めてからは

・毎日の自分のやる気とかモチベーションを一切あてにしない、というかどうでもいいと認識する

ということをずっとやってきています。

そして何かを習慣化する時も、この方に教わった

・強制力
・行動を続ける仕組み

を意識するようになりました。
(と言っても常に出来ているわけではありません)

周りの人に何かをいつまでに達成すると言ってしまうのも、一つの強制力を働かせる手だと思います。
(私はやらないです。なぜか言ってしまう事でどこか満足してしまうので)

私の学んでいるビジネスの先生も仰っていました。

・もうサボらないと決めても意味は無い サボれない仕組みを持つことの方が重要

私は非常に怠け者です。

危機感を持って自分を煽る事をしなければ、すぐにラクをしようとします。

・危機感を持ち続ける仕組み
・監視される環境
・サボれない仕組み

を生活に取り込んでいます。
これらを一生継続すると思います。
継続しないと、いつか本当に終わります。

私は「目標達成ノート」を会社員時代の後期から使用しています。

原田隆史さんという方が作成なさったものです。
大リーグで活躍中の大谷翔平選手が高校時代に作っていたマンダラチャート(※①)の作者です。

「目標達成は技術である」という信念のもと原田メソッドを展開なさっており原田教育研究所を運営なさっています。

※①のマンダラチャートとは「オープンウィンドウ64」とも呼ばれ
以下の各項目

自分の未来
自分の事
仕事
健康
趣味
教養
収入・財産・老後
家族・家庭
奉仕活動

について8個ずつ目標を作成して
目標達成に繋がる具体的な行動を作る思考法を身につけるツールです。

「目標達成ノート」は毎日の予定と、習慣化したいタスクを「ルーティン行動」として記入するノートです。
「ルーテイン行動」は21日間続けて習慣化できたら、次の新しいタスクを記載して実践に移ります。
毎日の予定とルーテイン行動のタスクについて、その日に実践できたら〇をつけ、できなければ×をつけることで、自分の進歩を実感しやすくなります。
また「今日をもう一度やり直せるなら」という項目で、失敗の原因と具体的な改善策を記入することで、同じミスを防ぎ、前進する自信をつけられるのがポイントです。
これらの積み重ねで、確実に前進しているという実感と大きな自信を得られます。
さらに「失敗したことにとらわれ続け、ただ自信を無くしてしまう人」とここで大きな差がつくとのことです。

私は

・危機感を持ち続ける仕組み

については「毎日しっかりやらないと自分のイヤな雇われに再び戻ってしまう」という内容をノートなどに書いて、目に見えるところに置いています。

父の教えの「人の下で使われて終わるな」を実践し続けると決めているので、やるしかないです。

あとは

・監視される環境
・サボれない仕組み
・目標管理ノートでの毎日の行動の振り返り

を継続することで習慣化を形成する能力を身に付けられると信じています。

「習慣化=無意識で出来る事を増やす」です。
意識せずとも無意識に出来ることの多い事が変わるためにも、人生をより良く生きるために必要な事であると思います。
人生の色々な面で良い影響を及ぼすとも、私は考えます。

習慣化することで、そこに「やらなきゃ」という意志が介在しなくなるのです。
スッと出来るようになる。

「習慣化を上手く出来た方がラクに生きられるな」とも思います。

NLPも無意識に在る思考・行動のプログラムを修正することのできる手法ということで学び続けていますが、この内容もまた改めてお伝えします。

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