その仕事、大丈夫?
【ラジオ体操262日目】
こんばんは。
とにかく短納期の仕事をお願いされると、相手が驚くほどの短期間で納品したくなるコマリストです。
今日は『スピード×クオリティがプロの仕事』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんの周りに、こんな人はいませんか?
①仕事は早いが品質は悪い
②仕事は遅いが品質が高い
③仕事が早くて品質も高い
④仕事が遅くて品質も悪い
全パターン出してるので、そりゃどれかには当てはまると思います(笑)
この4種類の人を、仕事がデキる(信用出来る)という軸で並べ替えてみて下さい。
恐らく、
「④<②<①<③」
という順序になると思います。
②と①が逆ではないかと思う人もいるかもしれませんが、あくまで仕事なので、期限や納期があるのが当たり前です。
いくら品質が良くても納期に遅れてしまったら意味が無いという意味を込めて、この順序が正解になるかなと思っています。
今日は、とある方から紹介を受けて引き受けた仕事の場面で起きた面白い出来事についてのお話です。
(自分の周りにも)こんな人いるよなぁ。という視点で楽しんで頂けたら幸いです。
Hという専門家
さて、昨日どんな面白いことが起きたのか説明していきます。
昨日は、法律を扱う専門家であるHさんという方の紹介を受けて、建設関連のS社社長とお会いしました。
実は、このHさんから仕事の紹介を受けるのは今回が2度目。
1度目の紹介を受けた際は、通常1ヶ月程度必要となる仕事を3日という短期間で出来ないかという相談をされました。
ご存知の通り、私は負けず嫌いなので、やる前から出来ないとお断りするのは嫌いです。
睡眠時間を削って、1日で仕上げて納品したんです。
しかし、その後にHさんのミスによって、お客さんにも私にも迷惑がかかる事態へと発展しました。。
そんなことがあったので、このHさんからの仕事は受けたくないという気持ちが少しあったんです。
昨日は、そんなHさんからの紹介。
とはいえ、お客さんとなるS社長と私の2人でお会いするので、Hさんのことは忘れておこうと決めて、会いに行きました。
いざ、お会いしてみると、S社長から出てきたのはHさんに対する不満の数々w
スピードが最も重要となる業界なのに、依頼してから数ヶ月も放置されたり、Hさんの領分なのに税理士に記入してもらうような指示をしたり、、
同業者から、
「Sさんの会社は大丈夫なのか?」と心配される始末。
コマリストさん、何とかして頂けませんか?
そんな切実なお願いをされることになりました。
さすがに、今回の件についてはHさんから紹介を受けてお会いしたということもあるので、他の誰かを紹介したりすることは出来ません。
その代わりに、今回の元々の相談内容について、昨日の深夜のうちに完了させて納品するという対応をしました。
この対応に、S社長は大変喜んでくれたというのは言うまでもありませんよね。
プロとしての自覚
今回のS社長とのやり取りは、私からの納品時のメールを送る際にHさんをCCにいれて、ある一言を付けるという対応で終わりました。
その一言は、
「最終手続きはHさんが実施されると思います。迅速かつ正確な対応をお願いします」
S社長から依頼されたことに対応しただけですが、このメールの後にHさんに電話を入れて念を押しました。
Hさんから、
「今すぐに対応します!」
こんな返事があり、本日の夕方に完了報告があったので、無事に完了出来たのだと思います。
さて、今回のケース。
単純にHさんという専門家の負の部分にフォーカスして、ディスるのは簡単です。
ですが、それでは何の成長も学びも得られない。
ということで、S社長との会話からあらためて私が感じた『プロとしての自覚』と、それに紐づく行動について残しておきます。
コマリストにとって、プロとしての自覚とはどんなものなのか。
それは、
①当たり前のことを、当たり前にやる
②お客さんの想像を超える
③自らの至らない点を認め、謝罪する
こんな所でしょうか。
この中でも特に②については、最も重要だと思います。
お客さんが求めていることに100%応えるというのは、プロとしては必要条件にすぎません。
お客さんを感動させ、心からの信頼を得るプロであるためには、想像を超えることが必須です。
ちなみに、「想像」というのは品質・価格・納期が基本で、全ての面で想像を超える必要はありません。
これらのうち、1つ以上でお客さんの想像を上回ることが出来れば、お客さんからプロとして認識して頂けることに繋がるんです。
でも、それが難しいんじゃない?
そう思う方もいると思います。
実際、価格を下げることや品質をあげることはそんなに簡単ではありません。
ですが、スピードだけは別です。
短期的に休憩時間や睡眠時間を削ることで、簡単に短縮することが出来るんです。
特に相手が会社員の場合、一日の労働時間は10時間程度で、土日は休みというのが常識になっています。
これを逆手に取って、この常識以外の時間を活用すればいい。
必要となる時間が同じでも、相手の頭の中に存在しない時間を活用することが出来れば、簡単に相手の想像を超えることが出来る。
けど、休みたいし。。
という気持ちも理解出来ます。私も出来ることなら働きたくないタイプなんです。
ただ、毎日それを続けなければいけない訳では無いんです。あくまで短期的な話。
もちろん、これが出来ないのであれば、別の方法で信用獲得すれば良いわけですが、私的にはそれこそ難しい。
別に死ぬわけじゃないんだから、お客さんのためにも少しくらい無理しましょ!
その結果、お客さんからプロとして認識されて、もっともっと大きな価値をもたらしてくれる事になりますよ。
じゃ、またね!