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“Live from New York! It’s Saturday Night! “ 〜 毒々しいコントで一週間を振り返る《SNL》

「huluでSNLの最新2シーズンが観れる!」と呟いた。

↑↑↑この番組をご存知ない方に向けてWikipediaでご紹介。

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もともとシカゴがまだ全米で人口第2位の都市だった頃にあったコメディシアター《SECOND CITY》のメンバーがごそっとニューヨークに移って、開始されたコント・コメディ番組。

なのでオリジナルメンバーのジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイド主演の映画《ブルース ブラザーズ》の舞台がシカゴなのも納得していただけると思う。

シカゴは今は人口数がLAにも負けてるし、内陸なのでアメリカ西海岸ほど日本人観光客が来るわけではないが、大陸横断鉄道の中継点だし、穀物先物取引所があるし、五大湖であるミシガン湖で大西洋に繋がっているので港湾都市であり工業都市でもある。
中西部随一の大都市だ。

私が住んでいた当時は、ダウンタウンのシアーズタワーが世界一の高層ビルだった。(もちろん、今は他所にたくさんできているけど)

そして、地元民によると【コメディとブルースの都市】なのだ。

大阪市と姉妹都市なのは(今も?)、ある意味当然。

あ、シカゴといえば医療ドラマの《ER》も忘れてはいけない。

他にも警察モノ・消防モノのドラマの舞台にも。

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おっと、シカゴについて熱く語ってしまった。

とにかく、SNLの最新の48・49シーズンが字幕つきで観られるのは、昔からのファンには嬉しくて仕方ない。

アメリカのテレビ番組は、他の舞台芸術(オペラ・バレエ・演劇)同様10月スタートで約半年でひとシーズン。
残り半年は再放送で10月まで待つ。

なので次の10月には50年目を迎えるという事だ。
バケモノ長寿番組だ。

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放送開始時間が深夜帯で【健全な家庭の健全なこども】は就寝して夢の中であるはずなので、政治・人種・LGBTQ+・麻薬・性的ネタ満載。

ネタの自由度が高い⇒リベラル視点⇒民主党寄り、ではあるが、バイデン大統領をはじめとする民主党の上院・下院議員・知事であっても失点があれば情け容赦無くあげつらう。
共和党やトランプ元大統領がどう扱われているかは、ご想像の通り。

『そんな言葉を使うなんて、石鹸で口を洗ってやる!』(アメリカでよく使われる表現)と親が怒るような汚い言葉もザクザク。
【教科書では教えてくれない英語】の宝庫だ。

毒々しい一時間半ではある。
ただ、【ネタにしてる=本来なら正しい事が何かを分かっている】という事でもある。
私はそこにアメリカ社会の【良心】のカケラを見出す。

そして、その時の旬の俳優やセレブが、ホスト・音楽ゲストとして出演し、今では【オファーされる=一流芸能人・セレブ】な番組になっている。

カメオ出演でローリング・ストーンズのミック・ジャガーとかレディ・ガガとかも。

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日本のコメディと視点が全く違うので比較のしようがないが、私はハマった。

どうしたら日本で観られるのだろうと、日本に帰ってきてからずっともがいていた。

なので、韓国コンテンツ目当てでhuluに加入したのにSNLを視聴できると分かった時の嬉しさと言ったらもう、言葉が見つからない。

他に視聴法があったのに私が知らなかっただけだろうか?

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ここんとこ脳内がずっと韓国だったが、SNLを一気見してる今は脳内がU.S.A.。

興味がある方はぜひどうぞ。

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ではまた。

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