まるのすけ

神奈川在住のアラフォーゲイ。百合ヶ丘でエサレン®マッサージ&ボディーワークのサロンをや…

まるのすけ

神奈川在住のアラフォーゲイ。百合ヶ丘でエサレン®マッサージ&ボディーワークのサロンをやってます。ブログ https://esalen.maru.love/ https://ameblo.jp/mens-colortherapy

最近の記事

生産性には、生産性で返せばいい。

先日、こんな記事を書きました。 「生産性」に関しては、あまり触れなかったんですよ。そこよりも、他に気になる箇所があったから。そして、この話はもう書くまいと思っていたんですが、ちょうどいいYoutubeの動画を知ったので、簡単に書いてみたいと思います。 国連広報センターによる動画です。なんとアップされたのは2年半前。いままでこの動画の存在、全く知りませんでした。動画の概要には以下のように記載されています。 レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の

    • ゲイだから不幸だとか、決めつけないでくれ。

      生産性。 今年の流行語大賞にでもなってしまいそうな、今が旬のこのワード。自民党・杉田水脈衆議院議員が「新潮45」に寄稿した記事の中の言葉です。 全文はこちら↓ 記事の全体的な考察は後ほど述べたいと思うのですが、まずは「生産性」に関する部分を抜粋。 例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女

      • 「自分の人生」を取り戻す旅路①

        『やっと、終わった…』 先月の終わり、2年間続けた会社をとうとう手放した。 長い、長い2年間だった。 縛り付けられていた鎖から解き放たれた、そんな気分だった。 いまから4年前のこと。 「正直に生きたーい!!」 という思いが沸々と湧き上がり、僕はFacebook上でゲイであることをカミングアウトした。それまでもカミングアウトは仲のいい友人にはしていたが、そこまで大々的にしたのははじめてのことだった。 そこから、僕の人生は少しずつ変わっていった。だが、『他人の顔色を窺

        • 男の子同士が手をつないでいてもなんとも思われないのに、大人の男同士が手をつないでいると何かしら言われるのはなぜ?

          最近、毎朝近くの公園を散歩するのが日課になりつつある。自然に触れる時間を持つ大切さを改めて感じる。 他に近くに大きな公園がないからだろうか、保育園の子どもたちがよく遊びに来ている。駆けずり回ったり、水遊びをしたり、友達やお母さん、保育士さんと触れ合ったり。それぞれ思い思いに過ごす様子を見るにつけ、その日一日、気持ちよく過ごせる気がしてくるのだ。 そして今日も子どもたちは無邪気なエネルギーを放ちながら、公園にいた。そこでふと、気付いたことがあった。 保育士さんたちの指示で

        生産性には、生産性で返せばいい。

          おっさんずラブとジェンダー意識

          # おっさんずラブ このハッシュタグがついた記事を片っ端から読んでいる。とてもハマった作品だったから、ということもあるが、セクシャリティに関する様々な価値観を垣間見たかったからだ。 その中で、とあるひとつの記事にとても唸らされた。 記事内の文章を引用させていただくと、 なんで、男が女のジェンダー背負ってドラマ作るわけ?男同士の意味ないじゃん! というわけだ。 牧(林遣都)しかり、部長(吉田剛太郎)しかり。牧も部長も身の回りのことが何もできない春田(田中圭)のために

          おっさんずラブとジェンダー意識

          ゲイが語る【あっち側】と【こっち側】~「おっさんずラブ」を観て~

          テレビを持たない僕ですが、ドラマ「おっさんずラブ」がどうしても気になり、日曜日、Youtubeで一気に全話を視聴した。 笑いあり、涙あり。 近年まれにみる名作だったと言っても過言ではないと思う。 「どのように男性同士の恋愛を描くのか?」 今回、このドラマを視聴するにあたって、それがとても気になっていた点だった。男性同士の恋愛を単なる娯楽として消費させるような作品は絶対に観たくなかったから。男性同士の恋愛を「商品」として扱われたくなかったのだ。 しかし、それはいい意味で

          ゲイが語る【あっち側】と【こっち側】~「おっさんずラブ」を観て~

          吾輩はゲイである。名前は…

          【まるのすけ】である。 僕は、男性としてこの世に生まれました。 当然ながら、両親には男性として育てられました。 が・・・気が付けば、男性に恋をしていました。 あれから20年以上の月日が経ったいま、 変わったようで変わらない僕がいます。 はじめて男に恋心を抱いていることを自覚したあの頃、 僕は自分がどんな大人になることを想像していたのだろうか。 「すがた」「かたち」は大人になったけれど、 いまの僕はあの頃の僕よりもさらに繊細で悩み多き人間となってしまった。 だけどそれ

          吾輩はゲイである。名前は…