![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72379854/rectangle_large_type_2_23e9c8ed2ece1a74115f853824e1d564.jpeg?width=1200)
ドラッカー365の金言(2/16_社会の目的への貢献)
こんばんは。
2月16日のテーマは「社会の目的への貢献」です。
1.2月16日の金言
企業にとっての利益の追求は自動的に社会的責任の遂行を意味する。
2.考察
今でこそ、SDGsやESG経営など企業の社会的責任の遂行が利益追求の前提になっていますが、この言葉の出典である「企業とは何か」が出版されたのは1946年です。
70年以上前にこの考え方ができるということに驚愕しました。
企業が利益を追求する中で外部不経済が発生しても、そこに行政が枠組みを作るということ自体が当時の日本では行われていなかったでしょう。
(終戦直後でそれどころではなかったとも思いますが)
四大公害病が問題として顕在化するのが1950年代だったことからそのことは明らかですね。
現在では、SDGsやESGといったといった観点で基準を満たしていることが売上、利益の前提となりつつあるわけです。
企業はもちろん社会、消費者のマインドが大きく変わり、それが企業へ変化を促したとも考えられます。
現在の常識がどのように変化していくかまでは分からないにしても、いつまでも過去の常識に囚われず、現在がどのような状態にあるかを見極めて、顧客に価値を提供していきたいものですね。
3.今日のACTION POINT
2004年まで大口顧客に時間外取引を認めていた著名な投資信託がありました。
あなたが投資している投資信託に、あなたが不当に扱われていないことの確認を求めるメールを送ってください。
今回のACTION POINTは、ちょっと趣旨がわかりにくいですね。
公平に扱われているかという確認をしろということでしょうか。
時間外取引のルールや規制がわかりませんが、違法でないのであれば大口顧客が優遇されること自体は悪くないと個人的には感じてしまう。
500円払っている人と1万円払っている人でサービスが異なるのは当然ではないでしょうか。