■仕事が「できる人」の目的達成法Part2
引き続き「目的を達成する」ための取組について提案させていただきたいと思います。
■目的(ゴール)から見て必要なプロセスを明確に!
・目的(ゴール)から考えたプロセスを明確に!
目標(マイルストーン)の取組みに慣れてきたら、最終目的(ゴール)から逆算
して、「いつまでに」、「どの目標(マイルストーン)まで達成しなければ
ならないのか?」を明確にして取組んでみましょう。
これらは、最終目的(ゴール)から見た、目標設定といういわば「逆算のマーケティング」という考え方に基づく推進方法となります。
今までの「スタートから見た取組み」ではなく、「最終目的(ゴール)からスケジュールを逆算する方法」です。
「いつから取組み始めるのか?」、「いつまでに、どの目標(マイルストーン)まで達成していなければならないのか?」
これらを考えると共に「本当に自分のスキルだけでこの期間に最終目的(ゴール)まで到達できるのか?」という根本的な検討もしなければなりません。
変なプライドから、何でも自分一人でやろうとして、結果的に締切に間に合わないという事態を避けなければなりません。
自分のスキルや現在の業務量などを鑑み、最終目的(ゴール)から逆算して、達成が難しい…となった場合、上司及び誰に、どのような協力を仰ぐのか?まで検討し協力をお願いしましょう。
その時は、どうして協力をお願いするのか?協力がない場合、どのような結果が想定されるのか?など協力を仰ぐ理由を明確にし、上司に相談しましょう。
※単に「仕事が間に合いそうもないので、協力して欲しいのですが…」で
は、なかなか協力を仰ぐことはできません。
上司などが、「誰かが協力しなければいけない」と納得するプレゼンを
しなければなりません。
➡他の人の協力を仰ぐのも、ある意味、しっかりとしたプレゼンがで
きなければ、好意的な協力とならないことを理解しましょう。
協力を依頼される人の気持ちになって行動しましょう。
スタートから考えたスケジュールは、最終目的(ゴール)達成することを前提として無理やり計画するので、計画通り進まなくなって初めて「どうしたら良いか?」の検討を行うことになります。
その時に検討しても、締切日が決まっているため、修正したくても時間が足りない状態で進めることになるのです。
結果的に締切に間に合わない、間に合っても満足する結果にならない(期限にだけ間に合わせた「やっつけ仕事」のようなもの)という事象が多くなると思います。
最終目的(ゴール)からスケジューリングした場合、最終目標(ゴール)を達成するためにはどうしたら良いのか?という視点から検討するので、様々な検討ができるのではないでしょうか?
■「目的(ゴール)から逆算して考える」を定着させる
・「逆算のマーケティング」という考え方
逆算して考えると最終目的(ゴール)を達成するまでに「何が必要か?」が
明確になります。
「どうしたら達成できるのか?」、「誰に協力してもらうのか?」という
視点で考えるようになるため、「達成できない」という、あきらめの気持
ちを排除することが可能になります。
計画通り進まない場合は、フレキシブルな修正を行い、その場合も「達成
するために何が必要なのか?」、「どうしたら達成できるのか?」、「新
たに誰に協力を要請するのか?」という前向きな思考を取りながら、進め
ることが重要です。
できれば、締切日を最終目的(ゴール)達成の日にするのではなく、最終チ
ェックを行い、修正が必要であれば修正できる期間を設けた「少し余裕を
持った」スケジューリングの組立てが行えるとベストです。
この【ストーリーを最終目的(ゴール)から考える】逆算のマーケティングという取組みは、繰り返し実践することに意味があります。
無意識に、この取組みが行えるようになった時に他の人が持ち得ていないビジネススキルを身につけることができます。
このビジネススキルは、今後の人生において必ず私たちにプラスになるはずです。
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