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ちゃんしーのサンシーブルな人生#14 ランナーズハイ

充実感と楽しさにあふれた高校生活が終わりました。
華のキャンパスライフ本編の前に"あの頃のわたし"を綴っておきたいと思います。

ここから私のどん底大学時代がはじまります。当時のことを昇華させたくて、書ける範囲で正直な気持ちを記しています。表現が生々しい、痛々しい部分もあるので、影響されやすい方はご注意ください。

高校時代のフル回転な生活のおかげで、私はランナーズハイになっちゃって、あえて自分が大変になる方を選んでいました。
もう十分忙しいし頑張ってるんだけど、代理でバイトに入っちゃうとか、リーダーを進んでやるとか。何かを自分に課していました。
極端にいえば、それが美徳というか、カッコイイと思ってやっていたところもあったと思います。

サンシーブルな人生#9でも書いたように、ずっと続けていたものを止める、変える、手放すということでペースを崩したくなかったんです。
自分に対して、楽な方を選んだら負け!ペース崩れちゃうから!みたいに考えているところがあったし、『私、みんなより頑張ってる!』って、思いたかったのかも知れません。

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忙しくないと不安

ペースを崩したくないという想いもありましたが、これを乗り越えたら達成感があるはず!とも思っていました。それも原動力になっていたんでしょうね。
だから大学でも、栄養士はもちろん、進学した学科でとれる資格や免許は全部取って卒業する!と決心していました。

高校生活があれだけフル回転だったから、大学で急に止まってしまうのが怖かったんです。忙しくしてないと、これでいいのかな…って不安になるというか。もうなんでも出来ちゃう!って勢いもあったんだと思います。

おかげで高校に引き続いて、大学生なのに授業みっちり、休みは土日だけ!みたいな時間割でカツカツでしたが、満足はしていました。他にそこまでやっている子がいなかったし、忙しいなりに楽しく過ごせていたから。

イメージを崩したくなかった

一方で、自分のキャラクターや振る舞い方にも、少し無理をしていたところがありました。
自分で大変な方を選んでるんだけど、正直やっぱりキツイなと思うことってあるんです。
本当は疲れてたり元気ない時もあるんだけど、気持ちだけは前向いてなきゃ!って、無理やり前向きに考え直していました。(それが大事な時もあるけどね)

それとこの時期って、サンシーブルな人生#10にあったように、一気に人脈が広がっていった頃なんです。第一印象は大事!と思っていたから、割と誰とでも仲良く、初対面でもグイグイ行ってました。
一人で行ったイベントでも、前に並んでいる知らない人に声掛けて仲良くなって、また次のイベントで会うみたいなこともありました。すごいパワー😳
自分から話しかけるのが苦手なことではないから、無理にそれを演じていた、という訳でもないです。本当にそういう一部もあるんだと思います(笑)

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そういう、元気で社交的でパワフルなキャラクターだから、弱ってるところとか、実はナイーブなところを見せられなかった。正確には見せたくなかったんです。
本当は少し落ち込んでる分を、テンションで隠そうとしていたんだと思います。周りにいる人たちをガッカリさせたくなかったんですよね。別にそんなことないのに。自分が一番、そこにこだわっていたんです。

もちろん、そんな私を心配してくれる人もいたんだけど、素直になれず…。弱さを見せることの方が怖くて「大丈夫大丈夫!」って言ってました。強がりでしたね。

今、この時の私が目の前にいたら「ちょっとこの子大丈夫…?」ってドン引いちゃうし、心配になると思います。当の本人は、そこまで心配されていると思ってないから、さらに怖い(苦笑)
もういいんだよって、ぎゅっと抱きしめてあげたい。

私を救おうと、誰かが伸ばしてくれた手を握るのは、すごく勇気のいることだったんです。あの時、本気で心配して手を差し伸べてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

無理していることは、やっぱり長く続かない。繕いながら張っていた糸がぷつんと切れたのは、20歳の時でした。

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