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【古民家リノベ㊴】高所恐怖症者の外壁塗装の抜け道

2018年~約4年かけて家族中心にDIYの超超超延長をして、なんとか
「こさえた」築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら
だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
今回はとんでも外壁塗装のあれこれについて。

今年は少雪。の予報通り今のところ例年に比べて雪は少ない。
無い事は無いんだけど、本当に少ないし、時に雨が降ったりするので増えたり減ったりの雪具合。

雪が少ないのは生活の上では都合がいいのだが、環境の事、雪がある事で助かる事を考えると、どう見たって「良い事」とはいいがたい。


さて、改装。

いつの間にか、ほぼ書ききった感があったのだが、補足?的に我が家ならではなセルフビルド・ⅮⅠYの記録をもう少し。

35年ぶり?の大雪=外壁塗装のチャンス

改装を始めた年(2020年)は異常なほど雪が少なかったのだが、その反動と言わんばかりに2021年は2020年年末からすでにかなりの積雪があった。

なにがまた異常かと言うと、この山間部は日頃から雪が多いのが通常運転なのだが、この年は普段はそれほど降らないような平野部、街中が大雪にやられてしまった。

山とて雪は多い。屋根の雪を降ろした翌日にはまた降ろした分だけ積もっている、、、。

そして屋根から降ろした雪が2階の窓に届く位たまり、玄関前が塞がれる事もしばしば。

てんこ盛りすぎる。。。

しかし、そんないつもはウンザリする積雪がまさかの役にたつ時が。

実は板を貼った外壁は塗装はもちろん終わっているが、もともとあったトタンで残してある部分は、塗装もせずそのままの状態だった。

こんな感じ

何故ならば平常時はとても塗りずらいから。はしごも掛けずらいし、足場を組むような大掛かりな事も出来ない。

何より我が家は皆高いところは苦手なのだ。
トタン箇所は結構あるから、どうしたものかと後回しにしていたのだが・・・

ん?
なんか雪、いい感じに積もってない?(通常なら絶対に言わないセリフ)

この屋根の雪下ろしなどで二階に届くほど積もりに積もった雪を利用して塗装しては?と言うとんでもアイデアが突如爆誕。

必至なので作業中の写真皆無

余りにもゴンゴン降っている時はさすがに無理なので、雪の合間にある奇跡の晴れ間に一気に(といっても何日かかかったが)スプレーガンやら刷毛やら駆使して塗りまくる。 

色はほぼ黒(ちょっと淡い黒?)
流石にはしごをかけなくてはな箇所もあるが、それでも通常時よりは気が楽なレベル。

今見てもよく短期間で仕上げたなと思う驚異の集中力で塗りまくった。

何よりも雪が解けてしまっては出来ない作業だから。少しでも地面から近い時に終わらせたい一心で(どんだけ高いところに怯えてるんだ)

塗り直し不可だよ。


これまるで窓が1階の窓?って感じだけどナチュラルに1階が埋まっているから。

雪があって塗れない下の方は、雪が解けたら塗っていった。下は余裕。なんせ地面と近いから。。。。

ツギハギ」トタンも誤魔化せちゃう?

雪解け後。

元々窓が無かったところや、窓のを入れ替えたりして、外にトタンをツギハギに貼った場所が何か所かあるのだが、塗装する事によってなんとなく一体感がでた。よく見れば、、、「あ、ツギハギ」なんだけど。

ほーら、わからないだろう~

塗装がトータルで完璧に終わったのは雪が解け始めてからだから春先くらい。

消えないと思ってたくらい降り積もっていた雪も、春になればグングン消えていく。

改装も終わりがいよいよすぐそこに。。。。


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