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【えほんのきろく20】"Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth ~ナマケモノって、意外と動く~
参考文献:""Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth" by Eric Carl, World of Eric Carle (2007)
邦題は、『ゆっくりがいっぱい!』らしい。なるほど。
一瞬、ラピュタでお花くれる、手足長いロボ(ロボット兵って言うらしい。巨神兵だと思ってた)を彷彿とさせる表紙のこの絵本。
ロボじゃなくて、なまけもの。そしてなまけものって、slothって言うらしい。
日本人には絶望的に難しい、sとth、そしてL。悲しいかな、多分私の発音では通じない。
英語で「huh?(は?)」とか言われるとね、ほんと怯むしへこむ。あ、ほんとすみませんって気持ちになる。
でも、彼らの「は?」って、日本語だと、わりと「え?(なあに?ごめん、今何て言った?)」だから、
「あの、あんまり動かなくて、木の上にいるやつ」とか補足すると、「Uh-huh(アハーン)(はいはい、あれね)」って、とりあえず伝わる。そういう「生きてく強さ」も、めめちゃんに伝えていけたらいいな…
閑話休題。肝心のこの絵本、絵本だけれど、わりと大人向け。一言で言うと、「日々忙しく暮らす大人に、立ち止まることを呼び掛けている」絵本。深い。
そして、エリックカールの熱帯雨林の絵が、とても鮮やかで綺麗。眺めてるだけでも、わりと癒される。
ただ、ナマケモノぜんぜん動かないからか、現状めめちゃん(10か月)からの反応はあまりよくない。もうちょっと、人生のしがらみを経験してからだね、きっと。
ちなみに、何年か前に、コスタリカにナマケモノを見に行ったことがある。
コスタリカって、日本にいるとサッカーの対戦国くらいの印象だけど、アメリカからだと、近い。そして自然豊かで、いろんな色鮮やかな動物・植物が見られる。
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当時、仕事忙しいし、ナマケモノみたいに暮らしたいなーって思ってたけど、反省した。
あそこにいるよって言われたナマケモノ、めっちゃ高い木の、1番てっぺんにいた。そこまで動いてるなら、もうぜんぜんなまけてなくない?ってレベルの木。
![](https://assets.st-note.com/img/1690119391702-A2TlZatkfk.jpg?width=1200)
言うてやつら動くから、油断しないようにってことも、めめちゃん(10か月)には伝えていきたい。テスト前に、ぜんぜん勉強してないよーとか、言って、がっつり勉強してるタイプ。
ナマケモノは油断ならないけど、大人も楽しめる絵本です。