はじめての野菜販売で意識していたこと。
どうも、まるい農園です。
noteの更新を暫く疎かににしていましたが、久々に文を綴ってみようと思います。
とは言うものの、直近のことで何か綴れることはあるかなーと思っていた矢先、まるい農園として初めてイベントに出店しました。
今回はその際に意識したことや、準備したこと、反省点などについて書いていきます。
最初は考えていなかった直接販売
普段、僕たちは野菜をセットにして出荷したり、市場に出荷したりすることを前提に野菜を作っています。
先に気に留めておいていただきたいのは、基本的に二人で野菜を作り農園とは名乗っているものの、現在はまだ試験段階のような規模・範囲で進めています。
さて、そんなまるい農園ですが、この度千葉県流山市で開催されたイベント『公園で小さな秋を見つけよう』にて初めて直接販売をして参りました。
当初、野菜の売り方はセットや市場だけではないことは知識としてあるものの、それをいざ自分達の作った野菜でやっていくとなると中々実行に移すことが出来ないう状況が続きましたが、満を持してまるい農園ご登場。
結果として、やってよかったです。
もし、野菜を作り直接販売をするか迷っている方がいましたら、前向きに考えてみてもいいのかもしれません。
準備したこと・意識したこと
さて、直接販売をするとなると机など設備が必要になるわけですが、今回は運営様と相談の末それらをレンタルさせていただきました。(今後導入予定)
個人的に、まるい農園の二人の中で筆者である私(リュウ)はある程度野菜の直接販売というものを経験していたので、野菜を陳列する際のレイアウトや一連の流れなどは何となく想像出来ていました。
まずはじめに用意したのは陳列用のカゴや、スタンド。
コストを抑える都合で、絵を描くときにキャンバスを固定する際に使うイーゼルスタンドを購入。
カゴは親和性の高い木の素材やデザインのものを用意しました。
これらは好みですが、白色のものは土汚れで清掃が大変になるかもしれません。
机やテントの設備は今回周りの人に助けられたので掛かったコストはカゴやスタンドなど装飾品のみで済んだものの、個人的に悩んだのは〝特に推したい野菜〟と〝その野菜や自分達の農園をアピールする広告〟。
まず〝特に推したい野菜〟という部分について。
今回は相方が今後野菜作りの軸にしていきたいということと、僕も今後のことを考えると色々と展開しやすいと感じた〝カボチャ〟を特に推したい野菜としてアピールする事にしました。
ハロウィンは終わりましたが、ギリギリ季節は秋だったり、冬至も見えるということで。
実際のところ、相方はお試しの品種も含め今年からカボチャ栽培に力を入れ始め、販売する際にも展開しやすい要素として〝数種類のカボチャ〟を今の時期にも確保していたので、それらを個別にアピールするポップを作ることにしました。
対して、他の野菜のポップはカボチャとは違う感じにしたかったのですが色々な都合から結果的に作れませんでした。これは反省点の一つ。
ただ、相対的に「なんかやけにカボチャをアピールしてる」と思っていただければいいかなと思い、開き直りました。
ポップの作り方については、もう見様見真似です。
筆者は元々そういう仕事をしていたわけではないでまだまだ広告について知らないことばかりですが、以前お茶専門カフェのデザイン資料を見る機会があったりしたのでその記憶を掘り起こしたり、趣味の一環でPhotoshopを使っていたのでネット等で自分が良いなと思ったポップを参考に制作しました。
それで作ったのがこちら。
こういうのを作るとなると、やはりロゴマークは便利だなと思います。デザインしてくれた相方に感謝。
野菜に限らず何かを売る際には、こういった販売物を強くアピールするということは凄く当たり前なことかもしれませんが、実際にそれらを自分たちのみで作っていくのは意外と難しいなぁと実感。
あとはちょっとした値段表なども作り、とにかく今後の展開の為にもカボチャをアピールすることを今回の目標にして販売に臨みました。
いざ販売へ
会場につき、出来る限り目を引いてくれそうな位置に野菜を陳列し、販売スタート。
改めて写真を見ると、もっとポップをちゃんと作ろうと思えるほど簡素です。
※以下のお写真は〝ひとこまカメラ〟さんが撮影したものを使用させて頂いております。
イベントの熱量的に来場者も多そうとは思っていたものの、想像していたよりもかなり多くの人がこのイベントに訪れていました。
正直なところ、地元の方が多そうな雰囲気だったので、僕達が野菜を作っている場所は違う市な関係上、地元野菜といった感じではなく大丈夫かな?と思いました。
しかし、特にそういった隔たりは無く、僕達が作ったお馴染みのお野菜からちょっと珍しいお野菜まで皆様から関心を持っていただきました。
僕達が参加していた野菜ブース以外にも、コーヒーショップやフラワーショップなど色んなブースの魅力によって、イベント自体は盛り上がっていたように思えます。
そんな中で、過去に直接販売の経験がおそらく無いはずの相方もすぐに場慣れしたような感じでした。流石です。
そしてなんと、我が農園イチオシのかぼちゃを売り切ることに成功しました。
この日、数自体は少なかったものの、六種類のかぼちゃ(ブラックのジョー、白爵、えびす、栗政宗、栗将軍、ダークホース)を店頭に並べ、それらが全て売れたことは素直に嬉しい。
改善点はいろいろ
強いて反省点を挙げるなら、個人的にもうちょっと売れると想像していたサトイモ辺りが売れ残ってしまったので、それらはもっと売り方や広告、価格設定などを見直す必要があるかなと思いました。
ただ、サトイモはまだ調整しやすいのですが、サトイモ系列の八頭やタケノコ芋といった〝平均的な売値が高めでちょっと珍しい野菜〟というのは調整が難しい。
これらはそもそもこういった売場に向いていないのか、売場に合わせたサイズ選定などで徐々に改善していこうかなと、ふわっと考えています。
このほかにも色々ありますが、今回は省略。
まとめ
初出店を終えて、所感をまとめてみました。
正直、まだ直接販売をする準備というものを整えられずに臨んだ部分もあるので、来年はもっと頑張ろうと思います。今回は運営様含め色々な人とのご縁や助力で終えられたと感じています。
それにしてもなんというんでしょう、この試行錯誤感。楽しい。
売上ももちろん大事ですが、それ以外に得られるものの存在感はかなり大きいような気がしますが、今は言語化が難しいので今日はここまで。
それでは、また。
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