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子育てパパ、子どもの未来を考える~マルイミライ・スクール体験レポート~

皆さんこんにちは、こじおです!
 
もっと子育てに参加したいという想いから丸井グループに中途入社し、夫婦共働きで仕事をしながら5歳の子どもを育てています。

 良ければ過去記事もご覧ください🙇

現在子どもは年長さんになり、今までのご飯をあげたり一緒に遊んだりという「育児」から、将来に向けた「教育」の視点が強くなり、何か失敗や悪いことをしちゃった時も「何でこうなっちゃたんだろう?」と考えてから話してもらうように心がけています。(まだまだ試行錯誤していますが💦)

最近は習い事にも興味を持ちだし、やりたいことも聞きながら相談して「スイミング」と「学習塾」に通い始めました!(スイミングの時は子どもが練習している隣で父も泳いでいます🏊‍♂️)

ただ、勉強やスポーツを習いごととして学ぶだけでなく、自身の関心や興味、将来の目標に向かって学ばせてあげたい。
「原体験」といえるような体験はどのように増やせるのか?
何となく小学校や中学校など社会に触れる機会が増えると変わるのかなー?と思っていました。
(ちなみに今の夢は駄菓子屋さんです🍭)

そんなタイミングで、丸井グループのイベント「マルイミライ・スクール」を取材しました。
自社のイベントながら、大人と一緒に自分の興味・関心事から社会にどう役に立つのか真剣に考えるすてきな体験だなと感じ、実際に参加してもらった保護者の方に、当日の話を聞いてきたのでご紹介できればと思います!

■マルイミライ・スクールとは?
⾃分の「好きなこと」や「個性」と⾝近な社会課題をつなげてアクションプランを考える、中学⽣を対象とした、丸井グループ主催の体験型プログラム。
2024年3月に行われた第1回に続き、今回8月に第2回を開催!また、前回参加した一期生が再度集まり、店舗見学を通じてビジネスプランを発表する特別プログラムも開催しました!

マルイミライ・スクールは初回から100名の応募を超える人気のプログラム!
いつも思うのですが、保護者の方ってこういった情報をどこから聞きつけるのか・・今後保護者の方々と情報戦で戦えるのか不安です(笑)

「第2回マルイミライ・スクール」

2024年8月に行われた第2回マルイミライ・スクール。32名の中学生が集合し、自分の「好き」と社会課題解決をつなげてアクションプランを考えるワークショップを実施しました。 
 
最初は緊張している様子の子どもたちでしたが、プログラムが進むにつれて徐々に打ち解けていき、後半は参加者同士の会話が多く生まれていました。
 
特に印象的だったのは自分の「好き」を深掘りするワーク。皆イキイキとした表情で取り組んでいました。机に張り付き夢中になってワークシートに書き込んでいる子や、周囲と話しながらアイデアを膨らませている子など、進め方が十人十色でおもしろかったです。最後は自分の「好き」からつながる社会課題解決の提案を恥ずかしながらも楽しそうに発表しました!

渋谷モディで開催!1期生対象の特別プログラム」
2024年3月に行われた第1回マルイミライ・スクール参加者を対象に開催されたプログラムでは、店舗の見学を通じて「ビジネスプラン」の提案を行いました!
 
全員が二回目の参加ということで、少しリラックスした雰囲気の子どもたち。すでに友だちもでき始めていて、始まる前からゲームやコスメの話などで盛り上がっていました。
 
プログラムが始まると一転して真剣な表情に。
1回目の時と比較して、皆非常に積極的になっていました!質疑応答では多くの手が挙がり、プレゼンも前回は恥ずかしそうにノートやモニターを見て発表していましたが、今回はチームでまとめたプランをしっかりと前を向き自信を持って発表していました。

また、このマルイミライ・スクールでは、丸井グループとかかわりのある大学生や新入社員といったアドバイザーが一緒に参加して、チームでプランを考えます。アドバイザーの距離の詰め方がうまく、普段あまり話す機会のないお兄さん、お姉さんに話を聞いてもらい、同じ目線で対話をしている姿がキラキラして印象的でした!

参加してくれた保護者へのインタビュー①


Q:普段はどんなお子さんですか?

 
引っ込み思案なのですが、打ち解けるとすごく話すようになります。
知的好奇心が強く、興味のあることには没頭するタイプで、本が大好きですね。
学校で「ごみ問題」について学んでから、サステナブルな取り組みに関心が強まったみたいです。

Q:今回参加してみよう思ったきっかけは?
 
私からイベントのことを子どもに伝えてみると「行く」と即答でした。
サステナビリティへの関心があったので、⾝近な社会課題のアクションプランを考えるというポイントがマッチしたのだと思います。

Q:参加した後の反応はどんな感じでしたか?
 
行くまでの道中は、「どんな人が来るのか」と緊張していましたが、当日参加してくれた大学生がうまくサポートしてくれたので、すぐに馴染めたみたいです。
エポスカードを作成したり、プレゼンをしたり、大人と名刺交換をしたり、いろいろな方と触れ合う体験にテンションが上がっていて、楽しかったことが伝わってきました。

 今回のイベントでは普段話す機会の少ない大人たちや、普段の学校生活よりも、全国から集まった社会課題に意識の高い学生たちと話し合えたことがうれしかったみたいで、さらに自分たちの「好き」をテーマに考えて、社会課題解決のプランを発表できたのも楽しかったみたいです。 

プレゼンの様子

また小澤さん(*1)、加納さん(*2)が行っている社会課題解決への取り組みを聞き、自分とそんなに年齢も違わない人たちが、すでに行動に移していることが驚きだったらしく、子どもながらに感じるところがあったのかなと思います。

*1 株式会社ユーグレナ初代CFO 小澤杏子さん、2021年より株式会社丸井グループのアドバイザーに就任
*2 株式会社RelieFood 代表取締役CEO 加納颯人さん、高校1年生の時に「ISSA KITCHEN TOKYO」を設⽴

参加してくれた保護者へのインタビュー②


Q:普段はどんなお子さんですか?

 目立つことが苦手で、表舞台に立つよりも裏方でサポートが好きなタイプですね。
社会課題については、戦争や貧困に対する関心があるみたいです。
あと、言葉が持つ力、影響力に関心があって、家族でよく話し合っています。

Q:今回参加してみよう思ったきっかけは?
 
今回のイベントを知り、来ないだろうな~と思いつつも、「こんなイベントあるけど行ってみる?」と聞いてみました。
最初は「考えてみる」みたいなリアクションだったのですが、サイトを見て「やってみる」と驚きの回答。SDGsへの取り組みということと、学生起業家である加納さんのトークセッションに関心があったのだと思います。

ちなみに2回目の店舗でのイベントは、「行く」と即答でした(笑)。
店舗の裏側を見学ができることにも興味があったのだと思いますが、普段行けない渋谷にいけることも楽しみだったみたいです(笑)。

Q:参加した後の反応はどんな感じでしたか?
 
イベント中は見られなかったのですが、帰り道で
「同じ中学生なのに、英語をきれいに話す子がいて驚いた!」
「北海道から来ていた人がいた!」「メイク好きな子と友達になれた!」
など、興奮しながら話してくれました。
いろいろな環境や、立場の違う人の「好き」が聞けてとにかく楽しかったみたいです。

 また、小澤さんとメイクの話しをする中で、自身の考えをほめてもらったのがうれしかったようなのですが、その小澤さんが皆の前に出て話している姿がすごいかっこ良く見えて、憧れているみたいです。
 
あと、驚きの成長が一つ、
「人前で話すことが意外と大丈夫かも!」と言ってきたのです。
今回のイベントでもビジネスプランの提案で、「店長賞」を受賞して、成功体験が自信につながったようです。その後も学校の企画で、外国人観光客にインタビューする企画があり、普段は裏方にまわりがちなのですが、今回は自分でそのインタビュー役を引き受けたみたいで学校の個人面談でも先生に驚かれていました。

Q:保護者の目線から、今回のイベントをどう感じていますか?
 
会社という場所で少し大人の気分で参加できたこと、誰も知らない中でコミュニケーションを取ることの難しさ感じられたこと、仕事が自分のため、人のために出来上がっているということを学び、貴重な経験になったと思います。その中で、自分たちが考えたビジネスプランが選ばれた時のうれしさを知ってもらえたことが良かったなと思っています。
 
数知れない社会課題は中学2年生の娘が今後生きていくうえでうまく付き合っていく必要があり、それを難しく考えるのではなく、「好きなことの延長線上に解決の入口があるかも」ぐらいの感覚で身近に感じる子になってくれたらうれしいです。
  
最後に余談ですが、
1回目のマルイミライ・スクールが終わったあと、「すごいかっこいい人がいた!」と娘が話してくれて、ファシリテートしてくれた大学生かな?と思って聞くと、「青井さんっていう人!」との言葉が!最後に名刺交換をするまで丸井グループの社長と知らなかったみたいです(笑)。
「背筋がピンっとしていて、一人だけ雰囲気が違ってかっこよかった!」とのことでした(笑)。

■取材を通じて

今回、カメラマンとして各イベントに立ち会ってきましたが、まず驚いたのが、学生たちの「社会課題」に対する意識の高さです。
自分が中学生くらいの時はまだサステナブルという言葉や意識もない時代で、鼻を垂らしながら言われた勉強を受け身でやっていたように思いますが、最近の学生は少なからず自分たちの住む地球に対する危機感を感じ、将来何かしら社会の役に立つ仕事をしたいと思っていることに対して、大人として少し恥ずかしさを感じました。
 
次に、「好き」というパワーの強さです。話すことが苦手で、自己紹介を恥ずかしがるお子さんでも、自分の興味のあることについてはどんどんアイデアが出てきて話せており、楽しみながらイベントに参加している様子が伝わってきました。
 
「社会課題の解決」というと、環境汚染や人権などわかりやすいものがピックアップされがちですが、スポーツやファッションなどもっと身近なところにある「自分の好き」を題材とした社会課題の解決ができると学べたことは、子どもたちにとっても良い刺激になったのではないかなと思います。
 
少しだけ日常から背伸びをして学び、心に残る刺激的な体験をどれだけ提供していけるのか、今度の情報戦に向けて、小学校でパパ友づくりを頑張ろうと思った1日でした。
 
会社の偉い人が読んでいたら、今後はぜひ小学生向けのイベントをよろしくお願いします!!

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