【テレビ感想文】NHK 私はパパゲーノ~死にたい でも 生きてる~
パパゲーノとは
モーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の登場人物で、恋に身を焦がして自殺しようとしたものの、自殺するのをやめて生きることを選んだ愉快な鳥刺し男のこと。
自分が馬鹿にしてた人間になっちゃった。
「これだ、私もこれだったんだ!」脳内で叫び、共感した。お金をしょっちゅう借りてる友人や親戚を軽蔑してたし、見下していた。いよいよ自分がそうなるかもって時が近づいたある日、死にたくなった。他人に向けたつもりのナイフが、気がついたら自分に刺さってた。
「辛い言葉」に真っ正直に向き合わなくても、生きていける
「もっと強くならないと社会ではやっていけない」「考えが甘い」「頭おかしくなったんじゃないの?病院行ったら?」みんな私のためを思って言ってくれたとは思うけど、私には辛い言葉でしかなかった。しかも一言一句もらさず全てと向き合ってしまった。“現実逃避”得意なのに。肝心なところで発揮できていなかった。この優しい言葉、昔の私に教えてあげたいな。
死にたいと思えるから生きてる。1日1日を大切にできる。1日1日を欲のままに生きる。
またしても素敵な言葉。そうだ、すっかり忘れてた。今の私はサービスタイムを生きてるんだった。それなのに生きるのに慣れてくると欲が出て、未来の安定を欲しがるようになっていた。でも無職の自分には何の保証もなくて、どうしよう、どうしようと不安で慌てふためくしかできない。が、そんなことをしても解決策はもちろん出てこない。全てのやりたいことが「今こんなことしてる場合か?」に該当してる気になる。罪悪感に襲われ、何もすることができずに1日が終わる。1日を全く大切にできていなかった。気づかせてもらったんだ。
だから、
1日1日「死にたい」って思ってる暇ないくらい、
「楽しい」で忙しなく「生きたい」
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