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100km走破

「あぁー、あっぶねー、きっつー」

4/15(土)に愛知県で開催された「渥美半島ウルトラネイチャーラン100km」に参加してきた。

初めての100km。
「マイペースで走っていけば順調にゴールできるだろう」と甘く考えていた。

実際走ってみたら、キツイ、その一言。

しかもレース当日は大雨と強風という厳しいコンディション。急遽コースも変更され、ほとんどトレイル区間がなくなり距離は96kmになった。
制限時間も短縮され、14時間半だったのが12時間半に。

それでも「大丈夫だろう」と思っていた。

そして結果は
12時間24分でゴール。
ギリギリでした…

ほんと、まぐれだったなと思う。
70kmまではキロ6分くらいのペースで順調にきていた。しかしそこから急にキツくなり始めた。
急激な眠気にも襲われた。

実はレース1週間前から咳がひどく、体調はよくなかった。寝てる時もでるし。
正直、レース前日まで出るか出ないか迷っていた。どちらか言うと出ないほうが優勢だった。

そんな状態だったから、70kmまで順調にこれたことは意外だった。

70kmを過ぎてからはリタイアしようかどうか迷いながら走っていた。
リタイアして楽になりたい。
そう思いながら、途中立ち止まったり座り込んだりしながら、少しずつ前に進んだ

もともと痛めていた右膝だけでなく、左膝も痛い。ふくらはぎ、足首も痛い。

股あたり付近が擦れて痛い。
足を動かすたびにヒリヒリする。
痛いところだらけ。

それでも少しづつ歩を進め、ゴールに辿り着いた。

友人が「初めて100kmを完走したときって、ほんと感動して涙がでる」と言っていた。
でも私は出なかった。キツ過ぎてそれどころではなかった。

レース後の3日くらいは筋肉痛、関節痛、お股の擦れが痛くて普通に歩けなかった。
またメンタルもやられたみたいで、1週間は全然走りたいという気持ちが起こらなかった。
またスマホを見ることがとてもおっくうになっていた。
このnoteも書くことはもちろん、読むことに対しても気力が湧かなかった。

ほんと、すごいダメージを受けた。

5日目くらいから少し元気が出てきた。
そしてまたレースに出たいという気持ちも湧いてきた。

まだ次のレースの予定はない。
ゆっくり決めたいと思う。

最後に
もし初めて100kmのレースに出ようと考えていて、完走できるか不安になっている方のために一言いいたい。

最後は気力。
完走しようという強い意思がもっとも大事だと思う。

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