マルデ校長

こんにちは。40代後半、特に誇れるものがないサラリーマンです。詩、エッセイ、雑文を書い…

マルデ校長

こんにちは。40代後半、特に誇れるものがないサラリーマンです。詩、エッセイ、雑文を書いています。趣味はランニング。 名前は校長ですが、本物の校長ではありません。

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詩 あなたのためなら

愛するあなたに喜んでもらえるなら わたしは何だってする 料理、洗濯、掃除はもちろんやるし 欲しいものがあれば何でも買ってあげる お酒の好きなあなただから 毎晩飲んで帰ってきてもいい 帰りが遅くなってもいいし 毎週土日にどこかに出かけてもいい あなたが喜ぶんだったら ただそれでいい あなたが私に求めることなら何だってやる どんな破廉恥なことだって さらりとやってみせる 会社で気になる娘がいて 浮気することになっても あなたがそれで幸せなら私は大丈夫 ほんとうは辛いけど し

    • 詩 大きくできない

      あの人の雑なところとか あの人のいい加減なところとか あの人の上から目線の喋り方とか あの人の威圧的な態度とか あの人のゲスな発言だとか あの人の気持ちわるい人間性とか あの人のなぜだかイライラする雰囲気とか どれもこれも人それぞれの良いところだ、と 言える器の大きな人間になりたい

      • 少し距離をおきたい

        暇や隙があればスマホばかり見てしまう。ゲーム、動画、ニュースの繰り返し、気がつけば「もうこんな時間か」と思う。脳と眼が疲れ時間のムダである。スマホと距離をおきたい。

        • 憤り

          最近というよりけっこう前から偉そうなことを言うようになってきた中3の娘。 「中坊が偉そうなことを言ってるんじゃねぇ!」とイライラすることが多い。 また自分中心の考え方にも。自分は特別でお姫様のような感覚でいる。 間違いなくあんたは平凡な一般人だよ!と言ってやりたいが、妻から「娘にはキツくあたらないように」と言われているのでグッとこらえている。 いつかこの憤りはなくなるのだろうか。 それともますます増していくのだろうか。 どちらにしても、いつかこの憤りも良い思い出になるんだろ

        詩 あなたのためなら

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        記事

          詩 お腹に穴

          あの娘と別れた時、お腹の真ん中に大きな穴があいた感覚だった。 ズドーンとカメハメ派で貫かれたような感じ。 死んでるのと同然だ。 せんずで回復したいけど、そんなものない。 でもあれから少しづつ回復してきたけど、30年経った今もまだ穴はふさがっていない。 あぁ、あの娘に会いたい

          詩 お腹に穴

          天才クイズ

          久しぶりに「天才クイズ」を見た。 昔は「2択のクイズをたかが10問正解で天才って、そんなわけないだろ」とすさんだ気持ちしかなかった。 でも30年ぶりに見たら、全然違った。正解したときの嬉しそうな顔、間違えた時の悔しそうで泣きそうな顔、そういう子供達の表情から心のうちを想像するようになっていて、いい番組だと思うようになっていた。 自分は間違えて一緒に出てる友達が正解で、すごく悔しいはずなのに「自分の分も頑張ってほしい」って言ったりして。小学生の子供達が頑張ってる姿をみて泣き

          新たな視点

          中3の数学の問題。細かな設定はわからないが、簡単に説明すると次の通り。 「AさんとBさんが同時に家から出発しました。途中でAさんは忘れ物をしたことに気づき、家に取りに戻りました。それからまた出発してAさんはBさんに追いつきました。追いついた時間は何時でしょう?」 娘は憤りながら次のように言いました。 「話がややこしくなるから家に戻るんじゃねーよ」 確かにそうだなと納得した話でした。

          回復傾向

          1ヶ月半前にコロナウイルスに感染して、ガクッと体力が落ちて身体へのダメージが酷かったが、最近になってかなり回復してきた。ランニングも普通にできるようになってきて、VO2max値も50を超えるまでになってきた。 脚の調子もまだ痛みはあるものの回復傾向。以前より気持ちよく脚に力を込めて走れる。 ただ、またハードワークが過ぎると痛みが復活するだろうから、ほどほどにやっていきたい。すぐ調子にのる性格だから。

          家庭円満

          この前、妻とコストコに行った。 だいたい行くタイミングは妻が行きたいと言い出した時。今回もテレビでコストコ特集やってたので、そろそろ行きたいって言うだろうなと思っていたら案の定だった。テレビの影響力というのはすごいとつくづく思う。と同時にジャンクスポーツで取り上げてもらうコストコの戦略はやばいなと思う。 我が家のコストコでの買い物スタイルは、私がカートを押し、妻が買いたい商品を入れていく。どの家庭でもオーソドックスなスタイルなんじゃないかと思う。私はただ黙々とカートを押す。

          うらやましい

          パリオリンピックが終わった。 普段はあまりテレビの前に座らないけど、オリンピック期間中はテレビの前で応援しまくった。 自分のことのように手に汗を握って、嬉しさ悔しさを感じた。選手たちの想像のつかないほどの努力のおかげで、何の努力もしていない、そして関係のないわたしは感動させてもらった。そのせいでnoteを読むことも書くことも忘れていた。 選手の皆さん、ありがとうございました。 そして他人を感動させられる生き方ができて羨ましく思います。

          うらやましい

          どんどん忘れてしまえ

          去年のこともそうだけど、2、3日前のことすらはっきり覚えていない。どんなことがあったか、何を食べたか、何を言ったか、どう思ったか。これは間違いないと思ってる事でさえ、違っていたりする。どんどん忘れるし、自分の都合よく記憶してしまう。老化のせいで記憶力が落ちただとか、あるいは何か病気のせいかもとか、不安に感じることもある。 でもこんな曖昧な記憶システムにしてくれてありがたい、とも思う。 全てをはっきりと正確に、いつまでも覚えているとしたら、こんなつらいことはない。

          どんどん忘れてしまえ

          おかえり

          「さっき家のピンポン(インターホン)が鳴った」 昨晩夜中2時ごろ娘がトイレに起きた時、インターホンの音が聞こえたと、私と妻の寝室に言いにきた。 寝室は2階にある。 静かな深夜にインターホンが鳴れば私も妻も気づきそうなものだが、気づかなかった。 私たちの家は田舎にあり周りは真っ暗なので、イタズラとも考えにくい。 「1階に誰もいないか確認してきて」 怖がりの娘は、もしかして不審者が家の中に忍び込んでいる可能性があると思っていて、このままでは眠れないのだという。 面倒だが確

          未来はわからない

          毎年恒例の花火大会を見に行って、もう一年経ったのかと思いながら去年の出来事を思い出す。 ちょうど一年前の今頃、義理の父がガンであることが分かった頃で、まさかそれから半年後に死んでしまうなんて、私も妻も義理の母も、義理の父を知る人は誰も思ってなかった。 義理の父も自分が死ぬなんて思ってなかったに違いない。まさか自分がガンに蝕まれて死ぬなんて。まさか半年後に自分の遺影が仏壇に飾られるなんて。遺族厚生年金がこんなにも少ないなんて… 義理の父の死をきっかけに、自分が1年後に元気に

          未来はわからない

          詩 涙

          あなたのことを思い出すたび 記憶は瞬きして涙があふれる あのままあなたとの関係がうまく続いていたら 今よりもっと幸せだったんだろうと思ってしまう でもそんなのは分からない あなたと一緒にいることが 苦痛に感じるようになっていたかもしれない いずれ別れて、自堕落な人生を送り もっとどうしようもない人間に なっていたかもしれない あなたのことを思い出すたび 懺悔の気持ちが湧いてくる あなたに謝りたい あの時の自分勝手な僕の言動を あの頃の僕は自分のことしか考えていなかった

          詩 距離

          つないだ手を離さないで ずっと一緒にだなんて 綺麗な言葉で聞こえはいいけど たまには離れたくなることもある あなたもそうでしょう だってやっぱり飽きてしまう それにお互い距離があって 知らないことがあるほうが 魅力的に見えるでしょう あなたのこと全部知ってしまったら 興味がなくなりそうで怖い 今どんなに愛していようと 私の心はすっかり冷めてしまう こんなこと、あなたには言えないけどね

          ウイルスの脅威

          2週間前にコロナウイルスに感染。それに与えられるダメージはとんでもなく大きかった。誰かの参考になればと、その症状について説明したい。 まずは39.9℃の発熱。人生最高値を記録。前回の記録38.5℃からの大幅な躍進。そのイメージを一言で言うなら身体が変な感じになってる。足先がモゾモゾする。自分の足ではないみたい。 寝ていても悪魔みたいなものを見る。同じシーンが繰り返し脳内に映し出される。何回も何回も。 肋骨と背中が痛い。座っていられない。寝ていても痛い。医者に聞いたらあまり

          ウイルスの脅威