朝がお前を殺しにくるからパンに卵をのせようか(卵+パンのレシピ)
朝しんどい時あるよね。
そういう時は卵をのせたパンを食べよう。
卵をのせたパンは朝を夜にしないし、憂鬱な用事を無くしてくれるわけでもない。なんの解決にもならないけれど、卵をのせたパンは美味しい。
あと卵は動物性たんぱく質が含まれているので健康に良い。
(卵が「動物性」たんぱく質なの、ちょっと不思議な感じ。卵、動物にカウントされるんだ。理屈はわかるけど、感情がついていかない)
卵をのせたパンを食べよう。
そんなわけで、「電子レンジのみ」「短時間」「アレンジしやすい」をキーワードにレシピを集めてみた。料理に自信があるわけではないので、参考にしたレシピのリンクも貼ってある。素人のレシピなんかいらねーよ、と思われた方は素直にリンク先に飛べばいい。
わたしのレシピを参考にして卵が爆発した場合、責任は取れない。
何のせる???
パターン1:ポーチドエッグ
〈レシピ〉
耐熱容器に卵と水を入れる。卵の黄身に爪楊枝で穴を開ける。500wで1分加熱。様子を見て、白身がまだ透明なら10秒ずつ追加で加熱。水を捨ててパンにのせる。(水は慎重に捨てよう。うっかりすると流しに全てが落ちる。気をつけよう。)
〈備考〉
塩をかけて食べると美味しい。
黄身がとろとろなので、気をつけないと手に黄身が垂れる。でも美味しい。
パンを色んな方向に傾け、黄身の流れをコントロールして食べよう。黄身が垂れるのが嫌なら水を捨てた耐熱容器に卵を入れたまま、パンをディップして食べよう。
パターン2:擬似目玉焼き
〈レシピ〉
耐熱容器に少量の水と卵を入れる。卵の黄身に爪楊枝で穴を開ける。500wで50秒加熱。パンにのせる。
〈備考〉
塩をかけて食べると美味しい。
ハムやチーズと一緒にパンにのせても美味しい。黄身がとろとろの卵を食べるとき、パンの耳をちぎって黄身をつぶすのが楽しい。なだらかな白身の丘に、オレンジの黄身がゆっくりと流れ出す様子は綺麗だ。卵は生命以前の液体であると感覚的に理解できる。
ちなみに、この目玉焼きを20秒ほど追い加熱すると平たいゆで卵になる。
それを崩してマヨネーズ、塩こしょうで味つけすれば卵サンドの具になる。さらにみじん切りにした玉ねぎを加えるとタルタルソースに早変わり。パンにのせる以外にも活用できる。
パターン3:ふわふわスクランブルエッグ
〈レシピ〉
耐熱容器に卵を溶き、マヨネーズを黄身二周くらい、牛乳ちょっぴり、塩ひとつまみ入れる。500wの電子レンジで1分30秒、白身だけが固まった状態で取り出し、混ぜる。あとはお好みの固さになるまで10秒ずつ加熱する。パンにのせる。
〈備考〉
マヨネーズを混ぜるとふわふわになる。原理はよくわからない。一番最初の混ぜる段階でチーズを入れると濃厚になって美味しい。その場合、チーズの塩気があるので塩は控えめにすると吉。
おわりに
3つとも似たような調理法だし、似たような味だ。好きな状態を選ぶといい。野菜が欲しかったらレタスをちぎってのせればいい。それでもう食物繊維だ。肉が欲しければハムやベーコンをのせればいい。加工肉の旨みは生きる活力になる。チーズをのせると無条件に美味しい。その他、調味料で色んな味にできる。ケチャップ、マヨネーズ、しょうゆ、オリーブオイル、好きなものをかけるといい。
卵をのせたパンは朝のしんどさを消してはくれない。何を食べてもしんどいときはしんどい。
でもどうせなら、美味しいものを食べながらしんどくなったほうがいい。卵って完全栄養食品らしいし。
おわり。