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12月に読んだ本|読書記録

怒涛の12月が終わる。そして2024年も終わる。

本を読むと気持ちが落ち着く。さらに読書ノートに書き残すとスッキリする。

でも、気持ちが定まらないときは本を読むことが難しい。
うん。人生ってそんなもん。

読めるときに、読みたいときに、読めばいいのだ。

12月に読んだ本は7冊(聴く読書も含む)

紙の本は2冊

1. あの子は貴族 山内マリコ

誰かを蔑めるわけでもなく、誰かが不幸になるわけでもない。誰かひとりだけが幸せになる話でもない。
ただ女は逞しく生きている生き物だと思えた作品。
めちゃくちゃ面白かった。

2. 爆弾 呉 勝浩

聴き始めたら、止めることができなくて、イヤフォン装着時間が延びてしまった作品。

後半はイヤフォンして正座したまま動けなくなってしまった。

3. 他人の家 ソン・ウォンピョン

大好きな作家さん。8つの短編集からなる作品。
小説”アーモンド”が好きな人には”箱の中の男”は興味深いはず。

なぜなら、アーモンドの小説の中の少年が登場するからだ。

あのクリスマスイブに起きた事件現場にいたひとりの男の話です。

4. 「ひとりが好きな人」の上手な生き方 ティボ・ムリス

繊細さん関連の本を読んだけれど、この本は違うものがある。他の本は寄り添うイメージ。何も解決できない。

でも、この本は元気がもらえたし、納得できる話が多かった。

5. いろいろ 上白石萌音

アマゾンオーディブルではエッセイを書いた本人、萌音ちゃんが朗読してくれる。彼女の声は落ち着く。萌音ちゃんは読書好きだったんだね。

6. はじめての 辻村深月/宮部みゆき/森絵都/島本理生

4人の作家さんの”はじめての〇〇”を題材にした短編集。
アマゾンオーディブルで聴いた。

  • はじめて人を好きになったときに読む物語

  • はじめて家出したときに読む物語

  • はじめて容疑者になったときに読む物語

  • はじめて告白したときに読む物語

はじめて容疑者になったときに読む物語(宮部みゆき)のナレーターは津田健次郎さん。

津田健次郎さんはチ。のノヴァフ役、チェンソーマンの岸部役の声優さん。

話も良いし、声も良いし、最高だった。

7. ピエタ 大島真寿美

アマゾンオーディブルでキョンキョンが朗読。
18世紀のヴェネツィアが舞台。

まるで舞台装置が何もないステージ上にスポットライトに照らされたキョンキョンの朗読会を観ているような気分になる作品だった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。






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まる。
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