アスリートは短命だけれども運動愛好家は長寿というのはどういうこと?スポーツ心臓について
大変長らく活動をお休みしていました。
資格試験の勉強やプログラミングにのめり込んでしまったこともあり、書かなくては、と思いながらも放置してしまっていました。
今は病院の待合室で暇しているので、ふと思い付いたことを書いてみます。
なんで病院にいるのかというと、健康診断で引っ掛かった項目があったのでその二次検診に来たということです。
何が引っ掛かったかというと、今回は心電図です。
具体的には徐脈。つまり脈拍が少ないということです。
一分間で60回以上が正常の値なのですが、私の場合は40回よりも少なかったので要検査となりました。
改めていつもお世話になっている病院で検査したところ、やっぱり心拍は少ない。しかし特に問題は無さそうということでした。
まぁ、24時間心拍を監視する装置を付けて今日は過ごすことになるのでまだ確証ではありませんが。
お医者さん曰く、私が普通の人よりも脈拍が少ないのはスポーツ心臓によるものだと思いますとのことです。
スポーツ心臓とは?
スポーツ心臓というのは、アスリートにありがちなことですが、運動によって心臓が鍛えられて普通の人よりも心臓の機能が強い状態になることを言います。
具体的には心臓の筋肉が強くなったおかげで1回の心拍で常人よりも多い血液と酸素を送り出せる心臓の状態を指します。
そのため、平常時には普通の人と比べても血液を送り出すポンプの回数も少なくて済む、そのためアスリートは普通の人よりも普段は心拍数が少ないのだとか。
心臓も筋肉なのでトレーニングで鍛えられるということですね。
スポーツ心臓は別に病気では無いので特に問題は無いそうです。
スポーツ心臓は長生きに効くかも?
1992年にあの理系の一流大学、東工大の本川達雄先生が「ゾウの時間 ネズミの時間」という本を執筆しています。
内容をざっくり説明させていただくと、どの生き物も生涯の心拍数は同じ、つまり寿命は合計の心拍数が限界値に来たときにやってくるということ。
ネズミの場合は心拍が早いから早くに寿命が来るし、ゾウの場合は心拍がゆっくりなので限界値に来るまで相当な時間がかかるので長生き、ということです。
その線でいくとスポーツ心臓の人の場合は普段から心拍が普通の人よりもゆっくりなので寿命が長いのかもしれないということが考えられますね、ということです。
一方でデメリットも…
平常の心拍数が少ない人は犯罪を起こしやすくなるというデータもあったりします…
と、いうのも心拍がゆったり過ぎると交感神経が活性化しづらいのですよね。
そうなると常時倦怠感に悩まされます。
それを解消するために刺激を求めるようになるようです。普通の人よりも
確かに私も怪我をしたりなどして運動ができない状態のときなどには普段仕事をしているときにも病的なほどダルさを感じます。それはこのせいかもしれません。
常に楽しいことネタを考えなければいけませんね。
心臓いじめる時間が長いとやっぱり危険かも…
アスリートが短命と言われる所以はこれも絡んでいるかもしれません。
普段からオーバーワークで身体を酷使するので回復が間に合わなくなるので加速度的に身体が弱っていくのはよくある問題です。
1日の運動時間が長いことで心拍数が高くなっている時間も長くなってしまい、結局1日の心拍合計が普通の人よりも多いのかもしれません。
オーバーワークの解決はアスリートにとって早急に解決するべき課題ですね。
HIITトレーニングが優秀な理由は強い負荷を身体にかけられるけれど、トレーニングが短時間で済み、身体を痛め付けないところにあります。
このようなトレーニングなら合計心拍数を少なく抑えつつ、心臓も鍛えられるので長寿に効きそうでね。
やはり理想は密度の濃いトレーニングを短時間行い、あとは平静で過ごすということですかね。
ストイックなのは悪くないのですが、強迫観念で追い詰めて身体を鍛えるとやはり良くないな、と。
個人的には自分の好きなスポーツを楽しめる範囲でやることをやっぱり推奨します。
今回はこんなところで。
よろしければこちらも。
ありがとうございました。
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