「柑橘の花」
立ち止まるも香りのすがた
見つからず
橘と知る花弁の足あと
さがしても見つからない
香りの正体
ここにいるのはわかるのに
雨のあと
敷きつめられた
白い花弁が
見上げれば
闇夜にほんわり
白い花
たちばなか
はたまた似ている
柑橘の花か
しばらくここに
この香りを
覚えきるまで
立ち止まるも香りのすがた
見つからず
橘と知る花弁の足あと
さがしても見つからない
香りの正体
ここにいるのはわかるのに
雨のあと
敷きつめられた
白い花弁が
見上げれば
闇夜にほんわり
白い花
たちばなか
はたまた似ている
柑橘の花か
しばらくここに
この香りを
覚えきるまで