
メンタルヘルス科
*2021年1月に書いた記事です。
今日
娘がT大学病院に入院しました。
4日前から
高熱を出し
3日前にはT大学病院に連れて行き、
PCR検査とインフルエンザ検査をしました。
最初は
「げっ いよいよコロナが我が家にも!」
と
思いましたが、
40度以上の発熱に、
どうやらコロナっぽくないな、
インフルエンザかな?
と
予想してました。
結果は両方陰性。
いま、
インフルエンザウィルスって
本当に存在してないようですね。
世界中で、
マスクして感染に気をつけたら、
インフルエンザって
こんなに減るものなんですねぇ。
しかし
解熱剤何回飲んでも
39度以下に下がらず、
すぐまた40度以上になります。
食事もとれないし、
喉が激痛らしく水もなかなか飲めない。
と
いうことで
入院となってしまいました。
久しぶりに大病院に行きました。
3回も診察受けて、
血液検査にレントゲン、
入院手続きしたり、
入院に必要なICカードやイヤホーン
買ったりで、
6時間近く病院にいました。
コロナ禍で
患者数少ないのでしょうが、
それでも
私からしたらすごい数の患者さん。
実は、
病気でなくて病院通いしなくていい。
って
本当は奇跡に近いことかもしれません。
昔、
どこかの医者に言われた記憶があります。
「世の中には無数の病気がある。
病気でないってだけで、
すごいことなんだよ!」
って。
離脱症状はあれども、
健康な身体に感謝しなくてはいけません。
離脱症状があるのに健康?
意見は色々分かれそうですが、
医学的には至って健康らしいのです。
検査しても何も異常でません。
向精神薬飲んでた時の方が、
肝機能もコレステロール値も
悪くて不健康でした。
この
T大学病院、
TwitterやらYouTubeやらで
露出の多い精神科医
プシコ医師ことM医師がいる病院。
私はあまり好きではありません。
なぜなら
私でも知ってるような、
教科書的な内容を最もらしく
偉そうに話してるからです。
精神科の診察病名は適当?
って
質問に答えてる時は、
アメリカのDSMマニュアルに従って
判断してるので正しく問題ありません!
と
答えていて、
「そのDSMマニュアルが曲者なんじゃ!」
と
1人でスマホのYouTube画面に向かい、
ツッコミを入れたものです。
このT大学病院の精神科は、
なんと
メンタルヘルス科という
洒落た名前に変わってました。
「何がメンタルヘルス科じゃ!」
外来の扉を開けて
殴り込みたい衝動をこらえました。
(ウソ)
それにしても
私はこの数年間、
家族に病院に付き添ってもらい、
連れてきてもらう立場でした。
今回
やっと逆の立場に戻れました。
高熱で寝込む娘の介護も
しっかりとできました。
あのままの私だったら、
今も精神病患者で、
向精神薬にやられて半病人で、
家族の面倒をしっかりと診ることも
できなかったと思います。
本当によかった。。。
断薬はゴールでない!
という言葉。
私はよく
断薬はスタート。
と
表現してました。
でも
もう今は
どっちでもいいと思ってます。
定義づける必要ないですし。
ただ
私個人としては、
断薬!
薬がゼロになること!
もう向精神薬を飲まなくなること!
を
目指して強く希望してたので、
素直に単純に
断薬できた時は嬉しかったです。
もちろん
その後も離脱症状やら、
メンタル疾患の人なら、
メンタルの立て直しや
自分の見つめ直しが大切になります。
例えるなら、
希望の大学に合格して、
嬉しくて喜んでるような気持ちです。
でも
合格して終わりではない。
そこから、
しっかり勉強して
自分を高めていかなくてはいけない。
そんな感じです。
でも
大学だって、
どんな勉強方法にしろ
合格して入学できないことには、
なにも始まらない。
素直に
目標が達成できたことは、
喜んでいいと思ってます。
個人的には
身体的な離脱症状も辛いし、
その緩和も大切ですが、
なんといっても
大切なのは
メンタルケア・
メンタルトレーニング
だと思ってます。
私の場合は、
「うつ病」状態まで落ち込んでしまう、
己の弱さがあったわけです。
考え方も、
落ち込んでいく思考回路だったに
違いありません。
そこを
見つめなおして変えていかないと、
また
辛いことや試練があった時に、
繰り返してしまう。
最終的には
自分の精神を自分でコントロールする
術を身につけること!
が
大切だと思ってます。
しかし
大学病院は疲れました。
途中
ヘリポートに救急ヘリがついたらしく、
館内放送が流れて、
現場がバタバタして、
おっ!
コードブルーの世界だわ!
と
浮き足立ってしまいました。
大きな病院なので、
核検査室とか
わけわからない検査部屋や、
知らない名前の診療科とか
ありました。
その都度
これ何?
こんなの知らない!
と
はしゃぐ私に
高熱の娘から
「お母さん落ち着いて黙っていて!」
と
怒られてしまいました。
そして、
わざと白衣の前をあけて、
白衣の裾をはためかし、
颯爽と歩く嫌味な医者に
1人毒ついてました。
昔は
「かっこいい医者」に弱かったのに。(笑)
でも
娘の主治医が、
とても優しそうな素敵な男性医師だったんです。
必要以上に
丁寧に挨拶して帰ってきました😍
やはり
医者も外見って大切ですね。
怖そうな面の医者は
なんだか嫌ですね。
まぁ
外科医で名医なら、
腕が大切なので任せますけどね。
命をかけた手術なら、
どんなに性格も顔が悪くても、
腕がピカイチの外科医にまかせます。
いくら性格も顔もよくても
腕がダメで不器用な外科医はノーサンキュー。
そう考えると、
精神科の名医ってどんな人?
精神科医が
白衣の裾ひるがえして、
颯爽と歩いてたら、
石投げたくなるかもしれません。
私服で十分じゃ!
アメリカの精神科医って、
たいていが私服ですよね。
看護師の友人が、
現実には
山Pみたいな外科医はいないと言ってました。
大学病院の待合室では、
やはり
「医者に殺される!」
って
タイトルの本読めばよかったかしら。