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さようなら双極性

精神医学や精神医療系の本を選りすぐりだけ残して、

あとは全部メルカリに売りに出してます。

けっこう売れたんです!

中にはマーカーでチェックしてる本もあり、
そのことを通知して売ってますが、
それでもよく売れました。


リアルに、
精神病?精神疾患に悩んでる人が多いんだなぁ

溜息が出るような気分になりました。


そして、
今回は残ってた本の中から、

「双極性障害の診断・治療と気分安定薬の作用機序」

という本が売れました!


この本は、
一般向けではなく医者向けの本。

大学病院の医学部図書館にあるような
本です。


薬の作用機序の項目は、
ちんぷんかんぷんでした。


私がこの本を購入した頃は、

「中程度のうつ病」と診断され
治療を受けていたのに、
全然良くならず、

夫に連れて行かれた新しい病院の
初診20分間で
「双極性障害2型」と診断名が下り、

そして、
抗うつ薬を飲んでいてアクチベーションを起こし自殺未遂し精神科に入院。

退院後は双極性障害の治療をしてました。

しかし、
さらにドンドン悪化していき、

なんか、おかしくない??


さすがのわたしも思い始め、
双極性障害の勉強をしなくてはいけないと思い、
購入した専門書です。


何度もブログに書いてますが、
躁うつ病という精神病は昔からありました。

統合失調症と並んで、
二大精神病と呼ばれてました。


昔の躁うつ病は、
今でいうと双極性障害1型。


躁病エピソードは、
社会的な機能も著しく障害され、
対人関係にも著しい支障をきたし、
入院が必要であったり、
精神病性の特徴である幻覚や妄想を
有することもあります。

そして、
その症状は
身体疾患(甲状腺機能亢進症)や、
物質(乱用薬物、投薬)によるものではない。



かなり激しい症状なわけです。

しかもポイントは、
投薬による薬の影響を受けてない、
素の状態での症状であることです。


そして、
曲者の軽操状態。

このレベルの症状を精神病としたとこに
DSMマニュアルの酷さが現れてるのですが、

まぁ、
それを百歩譲ったとしても、

こちらも、
症状は物質(薬物や投薬)によるものではない!


この専門書には書かれてます。


しかし、
現実には「双極性障害2型」と
診断される人は、
「うつ病」などで既に向精神薬により治療を受けていて、
うつ病が治らないので、
双極性障害2型と診断名が代わる人が
とても多い。


この専門書が正しいなら、

本来、
薬など飲んでない状態で、
そのような症状が現れ病気と診断されるはずなのに。



ここで、
精神科医は言い訳します。

「双極性障害2型」の診断は難しいので、
なかなかベテラン精神科医も正しく
診断を下せず「うつ病」と間違えて
診断をつけてしまう。

そもそも
「抗うつ薬」でうつ病は、
ほとんどの人は治りません。 


プラセボと効果がほとんど大差ないのですから。

ラムネで治らないのと同じ。

なのに、
抗うつ薬で「うつ病」が治らないのは、
あなたは、
本当は「双極性障害2型」だから、、、


と、
よくまぁ、
そんな酷い言い訳による病名診断を下すもんだ!

ということを平気でします。


この本では、
抗うつ薬投与中に躁病エピソード、
もしくは
軽操エピソードを生じた気分障害を
双極性障害3型と分けて説明してます。


それもまた論外だと思いますけどね。


双極性障害の発症は、
統合失調症と同じく15歳から24歳のあいだが最も多いとされてます。



統合失調症と同じく、
何も薬を飲んでない状態で発症します。


つまりは、
年齢が高く、
既にうつ病などで向精神薬を服用していて、
途中から双極性障害2型と診断が変わった場合は、
「薬剤性」なわけです。


本当はその薬剤を減薬断薬して
断つのが正解の治療法と思いますが、

現実は、
「うつ病」の治療で処方されてたよりも、
ランクの強い向精神薬を処方されます。

つまりは、
どんどんドツボにハマっていきます。

あげくに、
双極性障害の薬は一生涯飲みましょう!

なんて言われます。


気分安定薬や抗精神薬を処方されます。

私も、
当初は医者の診断を否定する疑うという
発想がなかった
ので、
素直に服薬しました。

まずは、
気分安定薬のリチウム。

リチウムは最悪の薬だと思ってます。

もちろん、
「作られた病気」なので、
いくらリチウム飲んでも良くなりません。

それどころか、
ドンドン変になっていきます。

次はラミクタールという、
これまたスティーブンジョンソン症候群という
致死率の高い副作用に怯えながら飲みます。

顔は吹き出物だらけになり、
体重も増え、
鎮静され、どんどん悪くなりました。


主治医は、

次はバルブロ酸を試そうか?

と言いました。


さすがのバカで愚か者のわたしも、

この辺りで、
気づきました。


おかしいじゃないか!!


って(笑)


で、
いろいろ調べて、
「双極性障害2型」が作られた病気。
そんなの病気じゃない!

あえていうなら、
薬剤性の病気
と分かったのです。


薬剤性なんですから、
その原因の薬をやめるしか治るというか、
回復する方法はないわけです。


いたってシンプルな回復への道を、
やっと
自分で見つけることができました。


減薬断薬は、
ベンゾジアゼピン薬のことばかりが
取り上げられますが、

それはベンゾの減薬断薬に
チャレンジする人が多いからだと思います。


気分安定薬や抗精神薬は
チャレンジする人が少ない。

わたしの体験からだと、
離脱症状は、
確かに身体的な辛さはベンゾジアゼピンがキツイ。


でも、 
精神的な離脱症状は、
気分安定薬や抗精神薬の方が酷い。

それこそ、
いったんは酷い精神病状態になります。

おそらく
そこで「やっぱり自分は精神病なんだ」と
諦めて再服薬する人が多いと思います。


精神を鎮静させ感情を平坦にする薬を
飲んでたわけですから、

減薬断薬すると、 
反動で凄いことになります。


薬の影響下から抜け出した私は、

とっても穏やかに落ち着いてます。


躁状態になれるなら、
なりたいくらいです。

基本、
テンション低めの人間なんです。

ということで、
明日この双極性障害の専門書は
発送します。

本当はこの本だけ読んでも
ダメなんですけどね。

ウィタカーの本と併せて読んでほしいです。


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