臭い過去に蓋をして生きていく
先日、
家族4人で食卓を囲み、
夕食を食べてた時、
お酒を飲み、
少し酔って上機嫌になった夫が
こんなことをのたまいました。
「ママが回復したのは、
俺のおかげだよな、、、、」って。
酔ってる夫は、
その場が凍りついたことに気づかず、
そのままご機嫌に箸をすすめていました。
わたしを最初に心療内科に連れて行ったのは夫。
しばらくは漢方薬しか処方しなかった
医師に
「ちゃんとした薬を出して下さい」
と
言った夫。
精神科閉鎖病棟に強制的にわたしを入院させたのも夫。
まぁ
これは
抗うつ剤のアクチベーションで
自殺の危険性Max状態になったので、
仕方ありませんが。
減薬断薬したいというわたしに反対した夫。
離脱症状でいったん悪化した時も、
「薬を減らしたから悪化してるんだ」
と
のたまった夫。
とりあえず
子供達も、
夫が「減薬断薬に反対」してたことは、
百も承知。
そして、
わたしがここまで普通に戻り回復したのは、
「向精神薬を断薬したから」
「薬が悪かった、薬でお母さんは悪化していた」
と
子供達も口に出しては言わなくても、
ちゃんと理解してるわけです。
なのに
「ママが回復したのは俺のおかげ」
発言。
無言のわたしに、
子供達もフォローできず無言で、
食事に集中してるフリをしてました(笑)
夫が言うには、
わたしが家に戻ってきてからは、
家のリフォームやら
庭の手入れやら、
旅行や出かけたり、
元気になったので、
化粧品や洋服も買う。
要するに
出費がものすごく増えたわけです。
その
経済的なフォローをしてる俺、
偉いだろ!
認めてよ!
頑張ってボロボロになって働いてるんだよ!
との気持ちから出たセリフでしょう。
わたしがとるべき正解の態度は
「パパが働いて稼いでくれてるおかげで、
いろんなことできて、それで回復したの。
ありがとう」
こういう
言葉を発するべきだったのでしょう。
ただ
心の中で
何言ってるんじゃ!
減薬断薬に反対しただろ!オマエ。
という気持ちになり、
無言でいることが精一杯でした。
これでも
成長したんですよ。
昨年のゴールデンウィークあたりまでは、
この問題について、
私も口に出して、
よく夫と喧嘩というか言い合いになったものです。
夫は
なかなか
「向精神薬が悪かった、
ママに飲ませてごめん。
減薬断薬も反対して悪かった」
と
口に出して言うことをしませんでした。
喧嘩して言い合う私たちを見て、
娘が泣き出したこともあります。
まさに
昨年のゴールデンウィークあたりでしょうか。
夫と今後もうまく一緒に生活していくには、
「このての会話をしてはいけない」
と
自分に強く言い聞かせたのです。
まさに
「臭い過去に蓋をして生きてく」
ことを選んだのです。
そして
なるべく夫には
「感謝の言葉」を言うよう心がけてます。
わたしが変わってから、
不思議と、
家の中は一気に雰囲気が良くなりました。
わたしが
回復してきて、
楽しそうに出かけたり、
音楽を聴きながら料理や掃除してたり、
庭仕事してたり、
わたしが明るく楽しそうだと、
子供達も本当に嬉しそうです。
昔、
結婚する時に思ったことがあります。
妻、母親は
家庭の太陽である。
明るく笑顔の妻、母親がいるだけで、
他の家族は幸せになれる。
その家庭は明るくなる。
これ
真実だと思います。
メンタルを病むのは、
しかたないかもしれませんが、
メンタルを病んでる母親ってのは、
想像以上に、
子供に悪影響を与えると思います。
幼なければ幼いほど、
子供に与えるダメージは大きい。
精神疾患の親の子供は、
やはり精神疾患になる。
遺伝が大きい。
と
医学的にも言われますが、
遺伝だけでなく、
環境も大きいと思う。
そりゃ、
母親がメンヘラだったら、
子供はたまったものじゃないです。
わたしが
メンタル不安定になった時、
娘はもう10代後半でしたが、
それでも
大学内の診察室に通うくらい、
娘もメンタル不安定になりました。
よく泣いていたそうです。
母親のメンタルって、
夫に対してはもちろんですが、
子供には絶大な影響を与える。
母親は
朗らかに明るくのびのびとして、
太陽のような存在でいるのが理想。
わたしも
「臭い過去に蓋」をして、
そのように心がけて生きていきたいと
思ってます。
そうそう
確かに
ここ1年のわたしの金遣いは荒いです。
洋服やアクセサリーも買っちゃう。
心の中で、
「夫に、
そのくらいしてもらわなくちゃね!!」
と
いう気持ちが正直あります。
まっ
それでも
ちゃんとお給料内でやりくりできる
レベルですけどね。
さすがに
借金なんてしません。、
洋服も
ネットの割引バーゲンやメルカリですから。
アクセサリーも
creemaやminneです。
可愛いものです。
換毛期みたいで、
ブラッシングすると、
ごっそり毛が抜けます。
抜けた毛で娘が帽子?を作りました。
お猫様はあまり嬉しそうじゃないけど、、