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系が切れた凧

向精神薬を飲んでた時、
ほとんどお出かけとか旅行とか、
ろくにできませんでした。

もちろん
「鬱々とした気分」の時は、
そもそも
外にお出かけしたい!!

なんて思うわけもなく、
カーテンを閉めた暗い部屋で、
布団の中にこもってるわけです。


でも
「なにか理由と原因があって」
抑鬱状態になってる時って、
それでいいんだと思います。
それが正解。



普通なら、
そんな生活、半年間も1年間も続けられない。

どこかで、
飽きて踏ん切りつけて、
自分の力で、
また普通の世界に戻っていく
と思う。


ただ
そこで精神科の扉を叩き、
向精神薬に手を出したら、

「うつ状態」は「うつ病」になり、
下手したら治らない慢性の病気になってしまう。



うつ病歴10年とかいう人達って、
ほとんどが
「精神薬が原因」なんじゃないかしら?



あとは
「うつ気質」の性格。
メランコリータイプ人間。

これはもう
自分で性格を変えるしかない。

性格変えたくなければ、
一生メランコリーしてればいいだけ。

メランコリーって
響きは艶っぽくて素敵だし、
いいんじゃないかしら??


話がいつも逸れますが、


やっと
心身共にある程度元気になってきた私。

身体はまだ体力落ちてるし、
不眠だし、
色々あるけど、、、

メンタルに関しては完全復活。

むしろ
辛い体験して、
そして
自分を変えようと、
いろんな努力した分、

強く逞しくなった気がする。

怖いことがなくなったおばちゃん状態。


この5年近くできなかった、
いろんなことがしたくてたまらない。


コロナで
海外は行けないけど、

コロナが終息したら、
海外旅行しまくりたい。

国内旅行もしたいし、
山も登りたい。
スキースノボもしたい。
シュノーケリングもしたい
(ダイバーじゃないのが悔しい)


元々、
旅行が大好きでした。

一回しかない人生。
広い地球のどれだけを、
自分の目で見ることができるのだろう。

そう思うと、
少しでも、
いろんな場所に行き、
いろんな世界を自分の目で見てみたい。

10代の頃から、
そう思ってました。

でも、
子育て中は、
もちろんそんな自由気ままなことは
できませんでした。

子供が10代半ば頃からは、
時々日帰りか、
たまに、1泊で山に行ってたくらい。


精神科卒業して、
ようやく回復してきたわけだけど、

気付いたら、
子供達は子供でなくなってました。

大人になっていました。

我が家の出費の大半を占めていた、
養育費や学費もほとんどなくなりました。


今は
息子も娘も一緒に家で暮らしてるけど、

1年後は娘は社会人になり、
家を出ていく。

息子は、
本当はとっくに都内で独り暮らしする
はずだったけど、
コロナで在宅勤務になり家にいます。

でも
コロナが落ち着いて、
通勤するようになれば家を出ていく。


今でも、
別にわたしが留守にしても、
子供達も夫も、
不自由ながらもちゃんと生活できる。


ということで、
わたしは、かなり自由な身になったわけです。


とりあえず
来月は
尾瀬に行き、
山小屋に泊まって
水芭蕉を見にいく予定。
尾瀬の夕方と朝方も素敵らしいし、
星空も抜群に美しいみたい。
(現実には雨続きで中止になりました)



プランニング中。

楽しいですよねぇ、
旅行やお出かけのプランニング。


地図や交通手段調べたり。

こんなこと
「向精神薬で頭をやられてる」
状態の時は、
全くできませんでした。



機械で新幹線の切符を買うこともできず、
息子に買ってもらってましたからね。


先日、
筑波山に1人で行った時に、

近くにおばさん3人組がランチしてました。
そのおばさんの1人が、

もう自分は子育ても終わったし、
親も看取った。
今は自由で
「系が切れた凧」状態で、
好きな登山しまくってる。。。


みたいなこと言ってました。

「糸が切れた凧」


いい言葉だなぁ〜
いただき!!!


思ってしまいました。


ちなみに、
妻が1人で遊びに出かけたり、
楽しむことを、

嫌がったり、
酷い場合はさせない旦那。

そんな奴もいるようですが、
最悪ですよね。

アダルトチルドレンに違いない。

アダルトチルドレンの男と一緒になったら、
絶対に幸せになれない
と思う。


歳をとると、
お互い、
もう残された人生に想いを馳せるようになるから、
お互い少しでも楽しいこと、
嬉しいことできるといいよね、、


って
普通はなるんですけどね。


わたしの夢は、
体力が残ってるうちに、

バックパッカーとまではいかなくても、
海外放浪の旅に出ることです。

2,3週間、
できたら1ヶ月くらい放浪したいなぁ。

心配なのは、
猫と庭だけです。


この春から
働き始めましたが、

もちろん
少しは社会に参加していたい、
リハビリになる。

というのも原因ですが、

最大の理由は、

「遊ぶためのお金が欲しい」

これです。


好きなことするにも、
資金は必要ですからね。


昨年夏頃から、
かなり旅行しましたが、

「やっと元気になり、
旅行できるようになった。
旅行もお出かけもリハビリよ!」


夫に言ってましたが、

さすがに、
そろそろ「夫の稼いだお金」のみで、
楽しむことに後ろめたさを感じるように
なってきたわけです。


自分が遊ぶお金くらい稼がないとね。


あぁ
凧になって、
上昇気流に乗って、
遠くまで飛んで行きたいなぁ。


とりあえず
行きたい外国は

モロッコ、エジプト、カナダあたりかな。

近場で台湾やタイにも行きたい。


こんなことも、
精神科と縁を切らないと、
できなかったわけです。



そう考えると、

精神科に繋がれてるって、
牢獄に繋がれてるのと変わらないわね。



わたし、
バスチーユ牢獄に監禁されてた
マリーアントワネット状態だったのね(笑)

ギロチンになる前に脱獄できて、
本当に良かったです。


「脱獄」するのは、
命がけですよ。

本当に、、、、、


でも、
命懸けでも、
する価値は十分にあると思いますね。


どうせ、
あのまま精神科に繋がれて、
向精神薬飲んでる生活送っていても、
死んでるようなものでしたから。


やっぱり
ゾンビだったと思うわ。


ゾンビという言葉で、
過去にアメブロ炎上したけど、

アメリカでは、

普通に、
向精神薬漬けでボーッとしてる人のこと、
ゾンビって表現するんですよ。
映画なんかにも出てくる。


だって
そっくりだものね。

少なくとも、
わたし自身がそうでした。

人って、
「該当してる事柄」を指摘されると、
反応するらしいです。


とあることに反応して怒る人って、
結局、
「とあること」に当てはまってるわけです。


いいですねぇ、、、
このイメージ

なんか、
ちょっと怪しい??

空飛ぶ蛸?

これは嫌ですね。

精神科通院してた時は、
これに近い状態でした。

磔の刑にも処されたしね。

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