
#34『見えない目撃者』(2019)
こんにちは、まーみんです🐧
今回は2011年の韓国映画「ブラインド」をリメイクしたサスペンススリラー『見えない目撃者』を観ました。
あらすじ
❛❛警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失ってしまった浜中なつめ。3年が経過するも、なつめは盲導犬のパルを相棒に、未だ失意の中で暮らしていた。そんなある夜に遭遇した、車の接触事故。なつめは慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、盲目に加え3年前の一件で精神も不安定な彼女の訴えは警察には聞き入れてもらえない。捜査が打ち切られるも、視覚以外の人並外れた感覚、警察学校で培った判断力、持ち前の洞察力から誘拐事件だと確信するなつめは、スケボーで車と接触した高校生の国崎春馬を探し出して、協力を申し出る。 事件に気づきながら犯人を見ていない盲目のなつめと、犯人を見ていながら少女に気づかなかったスケボー少年の春馬。社会においても孤立する“見えない目撃者”たるふたりだったが、それゆえの視点と機知を武器に、被害者となった少女と「救様」と呼ばれる存在にたどり着く。当初はなつめを信じずにいた刑事・木村友一と吉野直樹も力を貸す最中、特定の部位が無惨に切断された少女たちの遺体が発見され、女子高生連続誘拐殺人事件が露わになる。切り取られた部位と被害者の数が示唆する、陰惨で不気味な儀式殺人。なつめ、春馬、木村の目の前に、そこから15年前に起きた猟奇事件との接点が浮かび上がる。そんな中、なつめたちの背後に、血に塗れた犯人が近づこうとしていた。❜❜
監督
森淳一
キャスト
浜中なつめ:吉岡里帆
国崎春馬:高杉真宙
吉野直樹:大倉孝二
日下部翔:浅香航大
高橋修作:酒向芳
浜中大樹:松大航也
平山隆:國村隼
横山司:渡辺大知
桐野圭一:柳俊太郎
浜中満代:松田美由紀
木村友一:田口トモロヲ
感想 ※ネタバレあり
盲目の警察官
警察官として生きていくはずが、車の事故を起こしてしまい、視力と弟を失ってしまった浜中なつめ。なかなか立ち直れない中、車とスケボー少年の接触事故に遭遇します。遭遇した車に乗っていた男性は少女を誘拐していたのです。見えないながらも、少女の声を聞きとり、事件が起こっていると確信したなつめはスケボー少年・春馬の協力のもと、事件の真相に迫っていきます。終始、びっくりするほどの緊張感と、ドキドキハラハラが止まりませんでした。
浜中なつめ
なつめの目の前にいる警察官・吉野直樹。見えなくても、彼の身長・年齢、お昼ご飯までもを言い当てるなつめ。びっくりです。凄すぎです。見えなくても聴覚や嗅覚に優れていて、洞察力が凄いんですよね。そして、そんな浜中なつめを演じたのは、吉岡里帆さん。素晴らしい演技でした。
スケボー少年・春馬
なつめが誘拐事件だと確信するなか、初めは非協力的だった春馬。そんな彼が段々と協力的になり、犯人に立ち向かっていく姿がかっこよかったです。特に夢もなく、余計なことに巻き込まれたくなさそうだった春馬が、最後に警察官を目指すとなつめに伝えるシーンも良かったです。
手に汗を握るラスト
少女を監禁していた空き家に辿り着いた3人。明かりがついていて、すぐに応援を呼び突入した吉野刑事。銃声が聞こえて後を追ったなつめと春馬。犯人との戦いは、かなりドキドキさせられました。応援の刑事たちがいつくるのかと、私はまだかまだかと待っていたのですが、全然来なくて。笑 かなり焦りました。気づいたときには朝?になっていて、刑事さんたち来るの遅くないですか?笑 結局いつ到着したのか分りませんが、ツッコミたくなるような遅さ。個人的にはそんなところも面白いなと感じた映画でした。
それではまたね👋