【大阪企業ニュース】㈱長谷工、設計の自動化に現実味。

長谷工、BIMデータをAI活用するための基盤を研究

長谷工コーポレーションは、設計業務の自動化を目標に、BIM（Building Information Modeling：建物情報モデリング）データを構造化しAI（人工知能）技術を適用するための基盤の研究開発に着手した。

建築向AI（人工知能）ソフトウェアを提供するテクトムと共同で取り組む。

構築イメージはどのようなものか

同社の研究はマンション配棟の計画作成や、住戸面積・ユニット設計などに活用し、人手による設計作業の自動化を図るのが目的だ。
設計者のデータ入力および図面チェックに要する時間の半減を目標にする。
今回の取り組みは、同BIMを活用し、DX（デジタルトランスフォーメーション）をさらに進めるためものである。

研究開発を進めるBIMデータにAI技術を組み合わせたシステムの段階的な構築イメージ

長谷工版BIMの活用のイメージ

これが成功すれば、より緻密な構造管理と修繕の効率化が実現できる。
マンションやタワーマンションの管理に強みのある同社には
ピッタリである。