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600回目のnoteと因縁の6月11日
本日投稿する記事が、私の600投稿目にあたります。結構長く書いてきました。新型コロナウイルスの現状確認からいきます。
現状確認 on 2020/6/11
■PCR検査陽性者(=感染者)17,251(前週比+265)
■PCR検査実施数 324,675(+24,348)
■入院治療必要者 1,026(▲282)内確認中 12(-)
■退院者 15,298(+527)
■死亡者 919(+19)
ー 厚生労働省 2020/6/9 0:00時点
参考)日本の人口 1億2,590万人(前年同月比▲29万人 前月比▲6万人)
ー 総務省統計局 2020/5/1現在(概算値)
日本国内は小康状態を保っていて、なんとなく安堵感と一服感が漂いつつありますが、世界レベルで見ると、死者数は40万人を突破し、ブラジルやインドのように感染者も死亡者も拡大傾向が続いている地域もあります。完全収束状態への道はまだまだ遠そうです。
「感染者数」のからくり
山中教授が立ち上げたサイトで見つけた京都大学 川村 孝名誉教授 が作成された『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する諸問題 』という考察の中に「PCR検査」についての解説があります。
PCR検査陽性=感染者=脅威 と短絡的に連想してしまいがちです。そう結びつけて短絡的に理解すると何やら落とし穴がありそうです。
PCR検査の感度は70%程度で、理論上、偽陽性、偽陰性を生み出すので、単純に検査数を増やせばいいというものではない、ということは、別のソースで聴き齧って、知っていました。なので、日本が諸外国と比較してPCR検査数が少ないことを批判する論者の意見には懐疑的でした。
ただ、恥ずかしながら、私は、PCR検査用に採取した検体からウイルスが検出されても、その人がウイルス感染している、あるいは感染源になる、とは限らない、ということを理解していませんでした。解説を抜粋すると、
● ウイルスは受容体にくっついて細胞内に入って初めて感染が成立する
● 検査は主に喀痰か鼻腔・咽頭のぬぐい液を使う
● 採取できるウイルスは
①口腔・咽頭腔に入って遊離したもの➡ 本人感染✖、感染力〇
②細胞内で増幅後に細胞外に放出したもの➡ 本人感染〇、感染力〇
③炎症により崩壊した細胞から流出したもの➡ 本人感染〇、感染力✖
のいずれかとなる
そうなのです。私は、陽性=②だと思い込んでいました。
またこういった事実から、本人および周囲の人への健康配慮するには、以下の基準を提案されています。真っ当だと感じます。
①発症から1 週間が経過 =感染性の消失
②症状が消失している =炎症の完了
③体力が回復している =活動性の確保
という3条件を満たせば 出勤・登校してよい、
6月11日は特別な日
さて、私にとって6月11日という日は、特別な日です。それは、今から19年前の2001年6月11日に米国に向けて旅立ち、15年前の2005年の6月11日に日本へ本帰国した日だからです。
妻にその話をしたら、「あら、15年前の今日があなたの転落人生のはじまりだったのね」とブラックジョークを言われました。確かに、帰国してからは肉体的にも精神的にも削られ、疲弊する日々が待っていました。もう15年も経ったのか、と感慨深いです。
そんな6月11日に、noteの600回目があたったのも何かの縁でしょう。明日から気分も新たに歩いていきたいと思います。
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