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はじめての手帳会議

2025年に向けて、生まれてはじめての手帳会議を開催中です。
せっかくなので、自分の手帳の使い方と向き合う機会としてみました。


2024年までの手帳と私

2024年上半期までの私は、ロルバーンのロの字も知らぬ人間でありました。もちろん、これまでも手帳は使用していたものの、とくに情熱を注ぐコンテンツということはなく、粛々と予定やタスクを書き込むのみ。「管理」に重きを置いた使用方法をとっていました。

それが変化したのは、ミニチュア制作にハマりイベントや展示会へ参加するようになってから。
新たなドールハウスのアイデア、締切から逆算する制作スケジュール、展示のためのキャプション、ディスプレイレイアウト。仕事の予定とは違い何もかもを自分で決めなければならない場面で、とにかく手帳に書き込む日々。すべての情報を1冊に集約しているので、それさえ持ち歩けばなんとかなりました。

その頃から使用しているのが、ほぼ日手帳day-free(カズンサイズ)。
・マンスリーページ(月曜始まりカレンダー型)
・たっぷりのメモページ
・綴じノート
・A5サイズ以上
これらの条件を満たす、まさに自分にぴったりな手帳です。

「管理」だけではなく「記録」「アイデア」にも手帳を使用するようになったことで、やがて他の人たちがどのように手帳を使用しているのかが気になり始めました。
軽い気持ちでinstagramやX(twitter)を検索した私はビックリ!手帳術やノート術の世界ってこんなに広くて深いんだ!と、皆さまの投稿をもりもり吸収。私もこんな風に手帳やノートを使ってみたい…!という気持ちが高まり、2024年7月、ほぼ日手帳avec下半期(カズンサイズ)を購入。1日1ページ仕様の手帳にチャレンジすることにしました。

あこがれから手を出したavecですが、実際に使用してみて感じたことは…
・ウイークリーページ(バーチカル)はいまの自分には必要なさそう
・毎日の記入量に差があるため、1日1ページでは都合が悪そう
・日記を書くのが苦手
うーん、day-freeからavecへの変更があまり良い方向には働かなかったよう。やはり私に必要なのは、マンスリーページとたっぷりのメモ。

現在はこのavecと、同サイズのCampus方眼ノートを、コクヨノートカバーでまとめて一緒に使用しています。
avecのマンスリーページで1か月の予定を管理し、Campus方眼ノートで1か月のタスクを管理するという形です。というのも、私はタスクの配分が下手なのか、自分で設定するタスクの締め切りがコロコロ変わりがち。対外的な「予定」を管理するマンスリーページにタスクまで書き込んでしまうと、何が何だかわからなくなってしまうのです。
そこで、対外的な「予定」と、自分の行動で変動する「タスク」を分けて管理することにしています。

「予定」を管理するマンスリーページ。有給消化期間のようす。地味。
「タスク」を管理する方眼ノート。手書きの表に、すでに取消や日付移動が散見される。

avec導入時にウイークリーページをタスク管理に使ってみたのですが、どうにも1週間単位でのタスク管理が向いていないよう。とくに作品制作には長めに余裕をもったスケジュールを組むため、1か月単位で俯瞰できる方がよいと感じました。

avecのデイリーページには、毎日のタロット占いの結果を記入。その他、inspicでプリントした写真を張ったり、その日あったことをつらつらと書いたりしていますが、こうした日記的な内容はとにかく後で読むのが恥ずかしい。夜が明けてみるともう昨日の日記を読み返せない。徐々に書く量は減少しています。ただ、気持ちや感じたことを排除し、事実のみを記入することには利点があると思ったので、こちらは続けていきたいです。
Campus方眼ノートにはアイデアやキャプション・レイアウト等を記入しています。上半期にはday-freeのメモページに記入していた内容ですね。

2025年はどうするのか

さて、これらを踏まえて手帳に求める機能をまとめてみると、次のようになりました。

・「予定」の管理
・「タスク」の管理
・アイデアノート
・事実の記録

つまり、2024年上半期まで使用していたほぼ日day-freeに、新たに加わった事実の記録を記入できるようにするのが最適解の模様。
悶々と頭を悩ませ、2024年8月31日時点で出した答えが以下のものです。

1.ほぼ日手帳day-free(カズンサイズ)

マンスリーページで「予定」の管理を、メモページで「タスク」の管理を担います。
タスクについてはCampus方眼ノートと同様の手書きカレンダーを作成し管理。これに加えて、ハビットトラッカーや毎月の目標管理なども追加する予定です。
【管理】の機能に特化した手帳として、常に持ち歩く1冊です。

2.ほぼ日の方眼ノート(A5)

アイデアノート、事実の記録を担います。
2024年まではday-freeメモページを使用していたアイデア部門ですが、2025年のday-freeが担う役割が増えたこと、新たに事実の記録も加わることから、思い切って別冊のノートを用意しました。
day-freeの【管理】に対し、【記録】に特化したノートです。基本的にはday-freeと一緒に運用しますが、お出かけの際には持ち出さない可能性が高いです。

3.ロルバーン ポケット付メモMサイズ

出先でのアイデアノート、事実の記録を担います。
ほぼ日の方眼ノートを持ち出さない場合に、day-freeと共にお出かけします。出先で書き込んだものは、帰宅後に方眼ノートに貼付けるつもりです。
私にとってのはじめてのロルバーンです。お噂はかねがね。リングノートに対して苦手意識があるので、仲良くなれるかどうかドキドキしています。

4.ロルバーンダイアリーLサイズ

仕事用の手帳とします。
8月末で退職し、新たな仕事を開始するので、こちらの業務に関する予定や記録を一手に担います。
本当は買うつもりはなかったのですが、お店で見つけてしまいやっぱりカワイイな…と手を伸ばしてしまいました。後付けですが用途も見つかったのでヨシとします。

予定外のエントリー

やれやれ、これで2025年の手帳は決まったな…と胸をなでおろしていた私。
しかし運命のいたずらか、9月に入り近所の書店に立ち寄った際、大量のロルバーン商品がこれでもかと並べられているのを見つけてしまったのです。

すでにご紹介したロルバーン2冊は、大阪のロフトと地元のロフトでそれぞれ購入したもの。いずれのロフトも、店頭のロルバーン在庫は品薄。目を付けていた商品はおおむね並んでいませんでした。
それが近所の書店には複数積まれている!影も形もなかったA5サイズのダイアリーまである!ワーッ!!

気が付くと私は、以下の商品を購入していました。

5.ロルバーン ポケット付メモA5サイズ

もともと書店に立ち寄ったのは、資格試験などの勉強に使うノートもしくはルーズリーフを購入するためでした。
おそらくは勉強用ノートとして使用することになるでしょう。しかし、前述の通りリングノートへの苦手意識があるため、うまく使えるかどうかはわかりません。幸い方眼ノートですから、ヨコ向きに置いて使用するのもありかなと思っています。

6.ロルバーンダイアリーA5サイズ

一体何に使うの?
いちばん気になっていたホットケーキの、しかもA5サイズがあったので思わず衝動買いした1冊。いまのところ用途が見つかっていません。2025年中に見つかるかどうかあやしいです。いざとなれば勉強用ノートの後継として使用するつもりですが、せっかくなので何か特別なことに使ってみたいです。なにか……なにか……

そうそうたる顔ぶれ

というわけで、現在のラインナップはこのようになっています。
しかし2024年もまだまだ9月、これからどんな手帳やノートが私の心を奪ってしまうかわかったもんじゃありません。
物欲には可能な限り抗い、いま手元にある6冊を愛でてゆきたいと思っています…いまのところは……


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