0521「楽に覚える方法」
ただの日記です。
ホイケ(フラ発表会)に向けて、新曲を練習している。アウアナ(現代フラ)とカヒコ(古典フラ)。
今回のカヒコは、片手にウリウリというハワイの伝統楽器を持って踊る。ウリウリは、ひょうたんやココヤシの殻で作ったマラカスのような楽器。
大きな羽根飾りがついていて、持ち手の部分に種や小石が入っている。
(現在は、アクリルビーズが入っているものがほとんどだけども)
振るとシャラシャラと軽快な音がする。
映画『フラガール』より。蒼井優ちゃんが持っているのがウリウリ。
画像はスパリゾートハワイアンズのサイトからお借りしました。
写真では両手で持っているけど、これを片手にするとどうなるかというと、右手と左手と足が、すべて違う動きになる。さらに今回は、ハワイ語の歌も歌いながら踊る。まるで脳トレのよう。
とはいえ、わたしは振り付けやハワイ語の歌詞を覚えるのがわりと得意なほうだと思う。そのコツは「5分でもいいから24時間以内に復習する」こと。記憶がまだ新鮮なうちに復習する。これだけで、かなり楽に覚えられる。一度忘れてしまうと、また覚えなおすのに労力が必要だけれど、記憶があたらしいうちに覚えなおすのは、大して難しくない。
これは振り付けに限らず、新しいことを覚えたいときや、あらたな習慣を身につけたいときなど、わりとなんでも有効。
「エビングハウスの忘却曲線」という、記憶の定着のしやすさについての有名な実験があり、ざっくりいうと「あることを覚えたとき、次に同じことを覚え直すまでの期間があけばあくほど、覚えるのにかかる負担が多くなる」という感じ。体感として、ほぼその通りだと思う。
もちろん、完全に記憶に定着させるには24時間以内だけでなく、1週間後とか1ヶ月後とか、定期的な復習もだいじ。ただ、その際にかかる労力が、早く復習した時のほうが少なくて済むよね、という話です。
わたしは、レッスン後の帰りの電車などで、曲を聴きながら振り表(という振り付けを描いた用紙)を見ずに、振り付けをどこまで思い出せるかというのを行う。これをしておくと、帰宅後に思い出せなかった箇所だけさらっと復習すればいいので楽。
ハワイ語の歌詞は、ただ音だけで覚えるのは意味のない言葉の羅列のようになってしまって難しいので、ある程度ハワイ語文法を勉強したほうが楽に覚えられる。歌詞の内容が理解できると、表現力も増すので良き。
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新曲にあわせて、新しい衣装も検討している。衣装は頻繁に作るものでもないので(ハーラウ(フラ教室)によっては頻繁に作るところもあるかもしれない。うちのハーラウでは、2〜3年に1着作るくらい。)衣装決めはわくわくと楽しい作業。
歌詞の内容や、曲の背景にあわせて、ドレスの色やレイなどを選んでいく。今回は森の奥に流れる神聖な滝をテーマにした曲なのと、いい香りのするイエロージンジャー(という花)が歌詞に登場するので、ブルー系の衣装に黄色のレイをつけることになりそう。