0605:書くことがないということについて書く
ただの日記です。
書くことがないときは、書くことがないということについて書けばいいと、アーティストのジュリア・キャメロンさんが著書のなかで述べていました。
「書くことがない」というのは、よく考えてみると興味深い気がします。
たとえ何も予定がない1日だったとしても、日々何かを考えています。起きたり、寝たり、生活しています。こんなこと書いてもしょうがないとか、誰の役にも立たないとか、面白くないとか、そういうことで「(これといって、特別に)書くようなことはない。」ということなのだろうと思いますが、その「なんの変哲もない」と思われる日常が、じつはかけがえのない時間だということは、だいたいみんな、うすうす気づいていることなのではないかと思います。
そう考えると、なんの変哲もない、何も起こらない日常を記録することは、すごく意義があるように思えます。
なんの変哲もない日に自分が考えていることは、すごく自分を表しているように思えます。
ちなみにわたしは、淡々と日常を書き綴ったような文章が、わりと好きです。そういう文章はとくにオチもないんだけど、日常ってオチとかないから、逆にリアルだねと思ったり、不思議と考えさせられたりします。
「有名人でもない人の日記なんて誰も興味ないから書くもんじゃない」と、ちまたの文章ノウハウサイトや読ませるテクニック本なんかではよく言われているんですが、わたしみたいに、そういうのが好きなひともいるんですよ、日記でもなんでも好きなものを書けばいいと思いますよ、と言ってみます。
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とりとめのない文章を読んでいただき、ありがとうございます!