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読書日記*まとめて17冊。生きづらさのいろいろ
6〜10月に読んだ本。愛猫の闘病中からお空にいってしまった直後は本をほとんど読めなくて、落ち着くと狂ったように乱読した。
思ったのは誰しも生きづらさをかかえて生きていて、それを描くと感動する小説がうまれるということ。
どんなになんでもできそうな人だって、生きることに難しさを感じているのではないか。
わたしは物語を読めることがしあわせだ。
秋の読書は冬へと続く。
『地球星人』村上沙耶香(著)
ホラーなの?って感じたわたしは、普通すぎる思考にがちがちなんだと思った。常識を疑え。
『世界一!愛されて幸福になる魔法のプリンセスレッスン』
上原愛加(著)
お題通りのプリンセスになるためのれっすん。
お姫様は読もう。
『地平線を追いかけて』紀里谷和明(著)
「人のために」 「嫌われないように」 「有名になるために」 「結果を出すために」みんながんばっている。
好きなことを仕事にしたって結果が出ないこともある。
そんなときに読みたい。
『N』道尾秀介(著)
全六章。読む順番で、世界が変わる。
あなた自身がつくる720通りの物語。
1章ごとに上下逆転して印刷されている、紙の本ならではの初体験。
もう一度順番を変えて読みたい。
『再婚日記 私のうつ闘病日記』山本文緒(著)
山本文緒さんがお亡くなりになってから読んだのは、偶然か必然か。
ご存命のうちに読みたかった。うつという病気の作家の体験記。
『左脳さん、右脳さん。あなたにも体感できる意識変容の5ステップ』
ネドじゅん(著)
左脳というエゴの声をどうやって小さくして、右脳のわたしに自動運転させるのか。すごくわかりやすくて何度も読みたい本。
『代筆屋』辻仁成(著)
だれかの代わりに手紙を書くには、その人が感じたことを聞いてその人を言葉にする。やさしく強くこころが動く。
『パワー・オブ・ラブ』MOMOYO(著)
YouTubeいつも見てますMOMOYOさん。
いつもありがとうございます。
『私にふさわしいホテル』柚木麻子(著)
語彙力ないけど「おもしろい!!」
作家さんだからこそ書ける物語。
ところどころ実名の作家さんが出てきてうれしい。
ペンネームは「あ」で始まる若手の作家は少ない。どこかに「木」が入ると売れる。性別が曖昧な名前は幅広い層にアピールできる。それで相田大樹と有森樹李。笑えて爽快。
『Medium霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼(著)
ミステリーの醍醐味満載。
この大どんでん返しを待ってました!
『三千円の使いかた』原田ひ香(著)
気になってた本をやっと読めた。
「人は三千円の使いかたで人生が決まるよ」
『対岸の家事』朱野帰子(著)
『海の上に降る雨は、本当に降っているのか誰にも確かめられないんですって』
主人公の痛みがわかりすぎて何度も泣く。
わたしは今しあわせだ。名もない家事に怒りを覚えない毎日は、どんなことも受け止められる気がする。
『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん(著)
こんな便利屋さんがいたら、いつもそばにいてほしい。
『戸村飯店 青春100連発』瀬尾まいこ(著)
兄と弟の青春物語。ほっこりします。
『ラットマン』道尾秀介(著)
アマチュアロックバンドの練習スタジオで事件は起こる。
ミステリーの中にこころを感じた。
『ミシンと金魚』永井みみ(著)
ひとり語りが壮大で、でも厳しく悲しくて。
認知症はどこまでがじぶんなのか。
ある女性の生き様を描く。
『強運の持ち主』瀬尾まいこ(著)
再読のはずなのに覚えてなくて、わくわくと読んでしまった。
えせ占い師はほんとうに当たる占いができてる。
そして強運はあなただ。
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