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映画感想 後編*まとめて11本 しあわせってなんだっけ?

映画感想後編は、ただの映画好きが言いたいこと言ってるだけになってしまいそうですが、映画を観てて思うのは、物語の中にわたしの物語も含んでて、忘れてたのに思い出すことになるよなあってこと。
わたしも悲しかったしこわかったし、うれしかったし悲しかった。
でも、しあわせは今ここにあって、笑ったり泣いたりするのが、しあわせなんじゃないかなってこと。
映画ってほんとにいいですねえ。


87分の1の人生(2023)

ちょっとした瞬間に人生の中の大事なものをなくしてしまうこと、誰もが経験することかもしれません。後悔しても過去は戻らない。過去をふまえて今をどう生きていくのか。生きづらさをどうじぶんで咀嚼するか。
考えさせられました。モーガン・フリーマンが相変わらず深い。
★★★★☆

スラムドッグス(2023)

下ネタたくさん。
犬との愛情物語じゃない物語。
いやしかし犬はいつも全力だ。復習も友情もじぶんにも全力。
★★★☆☆

トスカーナの幸せレシピ(2019)

決して料理がおいしそうな映画ではないけれど、イタリアの障害のある人との向き合い方がまっすぐで、いいなあと思いました。多様性を受け入れて人として向き合っていくし、じぶんも変わっていくことができることを見せてくれました。
★★★★☆

決算!忠臣蔵(2019)

堤真一さんとナイナイの岡村さんの演技が好きすぎて、満腹です。
吉本の芸人さんがたくさん出てるのですが、上島竜兵さんも出ていて感慨深かった。
当時のお金の価値を現代のお金に換算してくれてて、そこがすごくリアルでおもしろい。評価がどうであれ個人的に好きな作品。
★★★★☆

大名倒産(2023)

楽しく見れるのが映画の醍醐味だと言い切れる作品。ハッピーエンドはわたしを救う。主人公はあくまで不幸からみんなを巻き込んで成長し、しあわせになるのだ!
★★★☆☆

丘の上の本屋さん(2023)

少年に本を”貸す”本屋の主人は、少年に本の楽しさを伝えていく。それも段階を追って、興味を引くやさしいものから始めてだんだんと深い本を渡す。
最後に渡したのは人権宣言。
移民の少年はなりたいものになれることを理解したと思う。ちなみに少年、ジーンズが似合いすぎる。
★★★★☆

15年後のラブソング(2020)

ふがいない男に向き合う女。後悔する期間が長いほどそれを終わらせられなくて、またも月日を重ねていく。でもどこからでも始められるし、どこにでも行けるし、なんでもやれる。そんな前向きな思いになれる作品でした。
イーサン・ホーク、かっこいいダメ男を見事にやりきってて色っぽい。
★★★☆☆

アフターサン(2023)

いやわたしには難解すぎた。何度も観たらいいのかもしれないがそれでも父のことも娘のことも、その背景を理解しがたいかも。謎は解明するかもしれない。でもわからないままでいい。そんな作品でした。
★★★☆☆

トップガン マーヴェリック(2022)

前作を見てから観ればよかった。いや当時は映画館に行きましたよ。目をハートにして観ましたとも。忘れてますよ、かっこいいことは覚えてましたけど。続編は前作を超えるものにしたいという、お金も時間もかけて作られた作品に敬意を。
評価なんてこのど素人がしたらいけないと思います。
実際の戦闘機で撮影されたリアルさ、味わいました。
★★★☆☆

運命じゃない人(2005)

お亡くなりになった中村靖日さん主演のこの作品、予想をはるかに超えておもしろかった!たった一晩のことをいろんな視点で見ていく痛快な物語。ラストシーンに思わず拍手したくなるほど。伏線が見事に回収されます。
中村さんのことはこの映画でしか知らないのだけれど、もっと見たくなりました。
★★★★☆

聖なる鹿殺し(2018)

みんなみんなじぶんが大事。
神話の中に出てくる悲劇をもとに展開する(?)物語。ホラーぎみの映像の中にどんでん返し的な怖さが隠れてる。
トム・クルーズの元奥さんのニコール・キッドマンはお美しいけど目が怖い。最後まで不気味な期待を裏切らない作品でした。
★★★☆☆


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