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勝ち負けにこだわるアスペルガー症候群の子どもからのメッセージ

ある中学3年生の男の子、K くん。
アスペルガー症候群と診断がついたのはずいぶん前。

ご両親は学校の教員をされていて超エリートです。

お兄ちゃんも賢く有名進学校の中でもトップクラスの成績だそうです。

「この子は何をするにも難しいですね…どう関わればいいのかよくわからないですね」
と、声を漏らしていました。

お母さんの困り事は、勝ち負けにすごくこだわり、
負けたら相手への暴言や暴力、破壊行動。。
相手がゲームであっても負けを許せないのだそうです。

確かに写真で見せていただいたオーラは、外側は赤黒いオーラでした。

赤いオーラは、
競争心を表す色ともされています。
それが濁っているということは劣等感があるということです。

暴言や暴力、破壊行動はすべて自分は劣っていることの恐怖から来るものなのです。

お母さんは、息子さんを誰かと比べていませんか?
と伺ったところ、

「やっぱり常にお兄ちゃんとも比べるし、世間のみんなと比べていましたね。」

とのことでした。

ADHDやASDの子どもたちの中で勝ち負けにこだわる子どもたちは、大抵が劣等感を抱いているのです。

何とか自分の存在価値を見出だそうとしていたり、
負けを認めたら自分の存在価値がないと思ってしまっている子もいます。
なのではじめから負けると分かっていることは手をつけず諦めたりもするのです。

Kくんも、そのうちの1人だったのです。

そして、アスペルガー症候群のオーラからみた全般的なお役割は、この世の中の価値観をぶち壊し新たな世界を創っていくことです。

今までの世間の常識、こうあるべき、あああるべき!という価値観を壊していきます!

世間の常識、普通、当たり前は、誰にとっての当たり前なのか?を見つめ直してね🌎️✨その価値観によって、お母さん自身を苦しめているよということを伝えてくれている魂たちなのです。

お子様によっては、物を何でも分解しまくる!というお子様もいらっしゃいます。

そのお子様からのメッセージも同じ意味を持っています。

Kくんのお母さんも、
「私の普通をことごとく壊してくれます。それは私の心で決めた枠を写し出してくれていて、その世界だけじゃないことを伝えてくれていたんですね。勝ち負けにこだわっているのは私の方ですね。」
と気づかれたのです。

気付かれた次の日、
お母さんから

「息子に変化がありました。今まで、他の人の気持ちを理解できない子どもで小さいときから、自分のことしか考えられなかったのですが、私が出張でしばらく会えないことになり、それを伝えたら涙目になって、えー、なんで?嫌や、と言ったんです。

保育園のときからも、全くそんなことがなかったので驚きました。」
「あと、一番驚いたのは主人と私とお兄ちゃんでいつものように洗車をしていたら、俺もする!と手伝ってくれたんです。

さらに、洗車ってこんなに大変やねんな。と気持ちを言ってきたんです。

この子のペースでいい、
新たな出発をしようと決めました」
とのことでした✨

オーラは変化し、彼の内側の銀色が外側の色にも出ていました。
魂の色の中にピンク色が見えました。

そして、アスペルガー症候群の子どもたちの、こだわりの強さで悩んでおられるお母さんたちも多いとされています。

短所で見ると、融通、訂正がきかない。
など挙がります。

ですが、この世界は二元論でできていて、
物事には表と裏、プラスとマイナスが同時に存在しているとされています🌎️✨

短所と長所は表裏一体だということなのです✨

人間はプラスとマイナスを同時に見ることはできないので、無意識のうちにプラスかマイナスどちらかを選択し、どちらかの世界を見ています。

あなたの世界はどちらの世界ですか?🌎️✨

融通がきかず訂正がきかないKくんですが、
「そういえば人一倍、没頭する力が強いですね」とお母さん。

そうなんです!
探求心が強くこだわりがあるからこそ、細部にまで追究できるのです!

「この子のこだわりは何なんだろう?」

「何のためにそれにこだわるのだろう?」

と、K君の探求をお母さんがしていかれたのです🌎️✨

勝ち負けにこだわるのは、
劣等感から。
じゃあ、その劣等感による自己肯定感の低い状態からプラスに変えていくには?

そうなんです!

それだけ勝ち負けにこだわりがある。
勝てる!と思ってるのは何なんだろう?

それこそが、彼の自己肯定感を育む糸口になるのです。

「息子のすごさがわかりました!空間図形がめちゃくちゃ得意です!紙コップで、立体的に何でも組み立てれるみたいです!しかも、飛行機の機体を作る数式まで知っていました!物を何でも壊しまくってるだけかと思っていたら、実験だったそうです!」

とお母さん。

彼は現在高校2年生。
コンピューターに熱中しているそうです。

「今までだったら遊びにしか思えなくて怒っていたと思うのですが、コンピューターでAI の研究をしています。
AIは人が自分とは何者か?を思いだし使命を生きるために生み出されたものやねん!AIにないものは感情や!その人それぞれに合わせた応用はできひん!だからAIに何をインプットさせるか?やで!
と、科学者並みの話をします。」
と話されていました🌎️✨


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