最古に戻る『ダンマパダ』『スッタニパータ』
我が家は一族としては仏教徒のはずで、なぜならお寺のお坊さんが田舎の仏壇にお経をあげにくるし、亡くなったらお葬式は仏教な感じで行われていた記憶しかないので、生まれた時から仏教徒の家にいたと言うのでほぼ間違いないと思う。
しかし仏教もいろいろなんだな、と気がつき始めたのは大人になってからのこと。小さい頃の認識は、世の中には宗派というのがあって、その宗派によってお寺が違ったりマナーが違ったり呼ぶお坊さんが決まっていたりする、というくらいの曖昧なものだった。
幼少期に感じた仏教への