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5.通院と服薬

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📘#鬱からの自己実現·潜在意識療法Ⅰ基礎知識編 5通院と服薬


①通院と服薬

他の疾病同様、鬱は放置しておくと、症状が進行しますので、早期発見、早期治療が望ましいです。


気分障害と脳機能低下が平行して進行します。進行を止めるためにも、通院服薬は有効です。


何年服薬していても治らないという声も聴きますが、ある程度の機能レベルを維持できているとしたら、それは成功している服薬であると思います。


通院服薬と平行し、症状のレベルに応じて出来ることをしてゆくことが早期回復のこつです。

(エクササイズ編参照)


②内科的症状


鬱の症状として、腹痛、頭痛、倦怠感目眩などがでることがあります。

ただ本当に内科の症状であることもあり、医師と相談し、内科の受診もおすすめします。

通院途中で身体症状が出た時も、鬱の症状と決めつけずに、内科受診をお勧めします。

③副作用

服薬に副作用が出ることもあります。

嘔吐、脱毛なども見られ、

統合失調症に似た、幻覚、幻聴、解離

が出ることもあります。この段階で転院してしまうと、統合失調症の診断になってしまいます。

症状が出たら、受診日までまたず、早期に担当医に相談、薬の調整をしてもらうことが必要です。


④医師とのコミュニケーション

副作用だけではなく、日頃から、

僅かな変化も報告しておくようにします。対話で難しければ、日誌、レポートなどを見てもらう方法が有効です。良い変化も忘れず報告します。


双極性の方は、躁期の活動報告が抜けて鬱期の訴えになりがちで、双極性そのものが見落とされたり、躁鬱の振幅が増してしまったりしますので、元気な時の活動報告も必要です。


特に、減薬に向けては、良い変化や、活動量についての報告は、必須です。


医師との二人三脚が理想です。



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