見出し画像

「すごいですね」が素直に受け取れるようになったとき

以前の私自身のことを思い出すと…
それはもう、「なんでこんなに素直じゃなかったんだろう」と笑いたくなります。

(若い時は)「可愛いね!」って言われても
→「太ってるってこと?」

「仕事できるね」と言われれば
→「こんな誰でもできることで褒められるなんて
気を遣わせてしまって悪いなぁ」

って、誰もそんなこと言ってませんからーっ!
と被害妄想力豊かだった私でした。

そんな私が変わってきたのはアドラー心理学の「課題の分離」の考え方と仏教の「諸法無我」の考え方に自分が納得したからだと今になって思います。
また、多民族国家で人と違って当たり前の環境であるマレーシアにいることができたというのも大きな影響だったかもしれません。

一時期は心理学系の本を読み漁ったり、お話を聞いてくださるカウンセラーの方々を頼ったりする時期もありました。
ただ、結局は自分を変えられる、助けてあげられるのって自分だけなんですよね…


先日のnoteに「認識」についての話を風で熱っぽい頭で書きましたが、結局は自分の捉え方ひとつで世界は全く違うものに変わります。

今なら
「可愛いね!」って言われたら
→ありがとう!嬉しい!

「仕事できるね」と言われたら
→よっしゃー!

って思います。(素直)

社会生活の中では悪意を持って言葉を投げかけてくる人ももちろんいます。
でも、自分で自分を被害妄想で傷つける必要なんて微塵も無いわけですよ…


金曜日に仕事で「すごいですね!」って褒められたとき、被害妄想力最強だった昔の自分思い出しました。

今の私の反応は
「よっしゃー!嬉しい!!」
と心の中で思いながら
「そう言っていただいて、お役にたてて嬉しいです」と相手に返しました。

謙遜することも大事ですが、褒めてくれた相手にも素直に嬉しい気持ちが共有できたならもっと素敵な関係が築いていけるんじゃないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?